江戸川河川事務所
 
水質に関する用語集
  河川用語集
 
シリカ(ケイ酸)(SiO2
関連項目
[水質用語]
表流水
富栄養化

[付録]
単位一覧
しりか(けいさん)

ケイ素は、酸化物、ケイ酸塩として岩石、土壌、粘土を構成している元素で、地殻中には約28%も含まれています。水中のシリカは溶存態(イオン状、分子状、コロイド状)または懸濁態(鉱物粒子や生物体内に含まれた状態)で存在し、一般に地下水に多く、表流水として流下するにしたがって減少する傾向があります。通常の自然水中の濃度は1〜30mg/L程度ですが、流域の地質によって左右され、火山地帯の河川や地下水では高くなります。
富栄養化に関しては、シリカは代表的な藻類であるケイ藻類の主成分なので、その濃度は藻類の消長を推定する指標にもなります。

 
一つ前に戻る
目次
五十音索引
   

   

 英名

国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
EDOGAWA RIVER OFFICE All Rights Reserved
閉じる