事務所からのお知らせ
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流域治水シンポジウム2024【参加無料】
開催趣旨
主催/春日部市・草加市・越谷市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町・埼玉県・国土交通省関東地方整備局開催趣旨
中川・綾瀬川流域では、令和5年6月の大雨(台風第2号)により甚大な浸水被害が発生しました。被害を受けて、国、県、6市1町が連携して、早期に浸水被害の大幅な軽減を図るため、「中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクト」をとりまとめ、さまざまな取組が始動しています。
この度、「流域治水」について少しでも多くの方に知っていただき、地域の皆様、各種団体の皆様と一緒に流域治水の『自分事化』を考えることを目的に、プロジェクトの各種取組の紹介やパネルディスカッションを行うシンポジウムを開催します。
流域治水の自分事化
流域治水の取組には、地域の皆様や企業など、より多くの関係者の参画が欠かせません。気候変動により今後も水災害の激甚化・頻発化が進むことを念頭に、地域の皆様や企業の方々が自らの水災害リスクを認識し、自分事と捉え、主体的な行動や取組が持続的に行われることが必要です。
Youtubeライブ配信動画(アーカイブ)
プログラム
●第1部:開催挨拶・基調講演
- 14:00
開催挨拶/岩﨑 福久〔関東地方整備局長〕
- 14:05
概要説明/小池 聖彦〔関東地方整備局江戸川河川事務所長〕
『中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクトについて』 - 14:15
基調講演/大野 元裕〔埼玉県知事〕
『激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応』 - 14:40
キックオフ宣言
『6市1町の決意、「中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクト」キックオフ宣言』
《休憩 15:10~15:20》
●第2部:基調講演・パネルディスカッション
- 15:20
基調講演/井田 寛子氏〔気象予報士・キャスター〕
『近年の異常気象と気候変動』~激甚化する気象災害に備える~ - 15:35
基調講演/加藤 孝明教授〔東京大学〕
『流域治水をみんなで着実、確実に進めるために』 - 15:55
パネルディスカッション
『流域治水の「自分事化」を考える』 - 17:00
閉会挨拶/吉澤 隆〔埼玉県県土整備部長〕
登壇者プロフィール
基調講演
大野 元裕
埼玉県知事
2019年、埼玉県知事に就任(現在2期目)。埼玉県が直面する歴史的課題の一つ、「激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応」として、「流域治水」や「埼玉県版FEMA」の取組の一層の充実など、県全体の危機管理・災害対応力の底上げに取組む。
基調講演、ファシリテーター
加藤 孝明
東京大学生産技術研究所教授
東京大学社会科学研究所特任教授専門分野は、都市計画、まちづくり、地域安全システム学、防災。防災性評価技術を社会に結びつける「まちづくり支援技術」の開発を行う一方、 「防災【も】まちづくり」を提唱し、防災を主軸とする総合的なまちづくりを実践。
「国土交通省流域治水の自分事化検討会委員」、「埼玉県地震被害想定調査検討委員会委員」等多数歴任。基調講演、パネリスト〔気象予報士〕
井田 寛子
気象予報士・キャスター
埼玉県春日部市生まれ。かすかべ親善大使。春日部市立豊春小・中学校、淑徳与野高等学校、筑波大学卒業。国連気候サミットへの参加をきっかけに気候変動問題に関心を持ち、学びや発信を続ける。2023年には東京大学大学院広域科学専攻修士課程修了。NHK・TBS等メディアを中心に活動。現在NPO気象キャスターネットワーク理事長・WWFジャパン顧問。
パネリスト〔流域自治体(市)〕
大徳 昭人
越谷市建設部長
1988年、厚生経済部農政課に入庁後、建設部下水道建設課、建設総務課などに所属し、2014年に越谷・松伏水道企業団事務局施設課長、2018年に建設部道路総務課長など幅広い分野を経験し、2022年より現職。
パネリスト〔地域住民〕
花井 健三
元草加市八幡町会副会長
草加市在住。草加市役所を退職後、草加市コミュニティ協議会事務局長、八幡町会副会長を歴任。地域コミュニティにおいて綾瀬川放水路を散策しながらその役割を地域の方々に解説するなど流域治水に関わるまちづくり活動を精力的に実施。
パネリスト〔地元企業〕
片平 貢丈
ポラス株式会社
コミュニケーション部広報課長2007年ポラテック株式会社入社、注文住宅の営業等を担当、2017年に国土交通省関東地方整備局建政部住宅整備課へ2年間出向し住宅行政を経験。2019年からポラス株式会社経営企画部秘書室で渉外活動に従事し、2022年よりコミュニケーション部広報課長として現在に至る。
パネリスト〔河川管理者(県)〕
髙野 工
埼玉県 総合治水事務所長
1996年4月埼玉県庁入庁、都市整備政策課副課長、河川砂防課副課長を経て2024年4月から現職。河川行政では、中川・綾瀬川流域の総合治水対策事業等に従事。「中川・綾瀬川緊急流域治水プロジェクト」のとりまとめにあたっては国や流域市町との調整役として携わった。
概要説明、パネリスト〔河川管理者(国)〕
小池 聖彦
国土交通省関東地方整備局
江戸川河川事務所長1991年4月関東地方建設局入省。内閣府参事官補佐(風水害対策調整担当)、霞ヶ浦導水工事事務所長、関東地方整備局総括防災調整官などを経て、2024年4月から現職。
申し込み方法と期間
会場案内図
会場:越谷市中央市民会館 1階劇場 [越谷市越ヶ谷四丁目1番1号]
※駐車場(有料)の台数には限りがあります。できる限り公共交通機関をご利用の上お越しください。
お問い合わせ先・その他
国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所計画課シンポジウム担当
TEL:04-7125-7318 (土・日・祝を除く10:00~17:00)
本シンポジウムは土木学会認定CPDプログラムです。(会場参加者のみ対象)チラシPDF
- 14:00
- 国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
- 〒278-0005 千葉県野田市宮崎134 電話:04(7125)7311