国土交通省 関東地方整備局
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悠々と流れていた自然の川を私たち人間が操作しはじめたのは、本格的に稲作が定着する弥生時代より前からでした。現存する「板付遺跡(福岡県福岡市)」や「菜畑遺跡(佐賀県唐津市)」などによると、縄文時代後期の水田の痕跡があり、水路や堰を設けた水口などを備えた用排水路が発見されているのです。このように、私たちの祖先が文化を築いた世紀から現代に至るまで、人々は人工的に川を操作することで、水田、暮らしそして命に潤いを与え続けているのですね。