国土交通省 関東地方整備局
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ヨーロッパでは、中世の頃から現在においても川の水を使うことを敬遠し、渓流水や地下水などから飲み水を確保していました。それは、ヨーロッパでは下水道から川に直接たれ流していたからなのです。川の水を一度地下に染み込ませ、土壌で水質を浄化した後に、井戸水と同じように汲み上げて水道に送り込んでいたのです。それに対し、し尿を畑に撒いていた近世の日本では都市においても川は清流そのものだったのです。しかし生活様式の変化とともに、その水源である川からその美しき姿が失われていたのです。