国土交通省 関東地方整備局
このページではJavaScriptを使用しています。
古代中国でも堰が灌漑施設としてつくられていました。記録によると、紀元前3世紀半ばの秦の時代に、揚子江に都江堰が建設されているのです。その技術は驚くほど進んでいて、川が別れる分流地点での堤防の設計や土砂を流し去る施設の工夫などは、今とほとんど変わらないほどです。現在ではこの施設はコンクリートで覆われていますが、設計はほぼ原型のまま、大河・揚子江とともに2000年の時を歩んでいるのです。