国土交通省 関東地方整備局
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地域の生活を守るために、昔は地域全体を堤防で囲む「輪中堤」をつくった村や町もありました。それは、現在のように川沿いに堤防を築くのではなく、集落や田畑の周囲に堤防をめぐらすものでした。そこでは、「輪中堤」内が生活のひとつの単位となり、苛酷な自然と共存しなくてはならない運命共同体のような関係に発展していきます。今でも木曽三川の中下流部では、地域ぐるみで洪水に立ち向かった証しである「輪中堤」を見ることができます。