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  • 流派のあった江戸時代の治水工法

    流派のあった江戸時代の治水工法

    江戸時代には、地域などによって●▲流といった独自の工法で治水が進められてきました。たとえば徳川家康の命を受けて、利根川の川筋を変え、河口を東京湾から銚子に東遷させた関東郡代の伊奈一族は、堤防をあまり高くせず、中規模の洪水を防ぎ、それ以上の洪水はあふれさせて、一時的に堤防で囲われた一帯に留めておく「関東流」と呼ばれる工法をもっています。また、連続する頑丈な堤防を築き、堤防で守られている一帯を積極的に農地として開発し、取水堰を設けて、大規模な用水路を掘る「紀州流」もありました。

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