平成21年度「手づくり郷土賞(国土交通大臣表彰)」で、関東地方整備局管内から2件(一般部門1件、大賞部門1件)が選定されました。
平成21年度「手づくり郷土賞(国土交通大臣表彰)」では、全国で19件(一般部門17件、大賞部門2件)が選定されました。
関東地方整備局管内では、このうち2件(一般部門1件、大賞部門1件)が選定されました。
神代植物公園では隣接する区域を「都市の森づくりエリア」と位置づけ、植樹作業から育成管理作業までの約100年間で世代を重ねた森づくり活動をボランティア・企業・東京都の三者の協働により展開しています。
ボランティア団体である「22世紀の森づくり・神代」では森の基礎を作るため平成12年からの5年間で500から600本を植栽し、野鳥や昆虫が増加しており、平成19年からは、夏休みのイベントとして昆虫観察会、野菜栽培などの企画・実施を行っています。
家族で活動に参加する住民も増え、年間の活動日数は平成20年度で58回(延べ参加人数839人)と活発な活動により着実に成果を上げています。
※受賞団体:22世紀の森づくり・神代、東京都西部公園緑地事務所神代植物公園管理事務所
「花と1万人の会」は鬼怒川の河川敷に美しい花を咲かせることにより、魅力的で潤いのあるまちづくりを目指した住民主体の活動を展開しています。毎年春におこなわれる「花とふれあいまつり」は、今年で18回目の開催で、県内外から多くの来訪者があり、年間利用者はそのほかのイベント時を含め3万人に達するなど、地域ふれあい交流点・観光の名所として定着しています。
また、まつりの中で絵はがきや花の種などをセットにした「花の株券」を販売し、イベント・花畑整備の活動資金とするなど創意工夫をしております。
平成14年の受賞以降、鬼怒フラワーラインの通年管理を行う協定を鬼怒川で初めて締結する等、環境美化・河川環境の保全にさらに力を入れて活動しています。
※受賞団体:花と1万人の会