構想段階の進め方
新湾岸道路は、構想段階における道路計画策定プロセスを通じて概略計画を策定します。道路策定プロセスとは、透明性、客観性、合理性、公正性の向上を図るため、地域の皆様との密接なコミュニケーションを通じ、地域の理解や協力を得ながら道路計画を策定するプロセスです。
新湾岸道路の構想段階(概略ルート・構想)の検討は、検討過程から様々な方法で地域の皆様とコミュニケーションを重ね、ご意見や有識者委員会からの助言を踏まえながら進めます。
■道路事業の流れと検討対象範囲(構想段階)
新湾岸道路の構想の具体化は、詳細な計画(都市計画)を定める前に、概略ルート・構造を示した概略計画を定めます(構想段階)。
概略計画(概略ルート・構造)の決定後、都市計画と環境影響評価の手続きを経て事業に着手します。
■プロジェクトの検討体制
新湾岸道路プロジェクトでは、意思決定の透明性を確保するため、プロジェクトの検討体制を明確にしています。
計画策定者は、概略計画の検討とその決定を行うとともに、地域の皆様との双方向コミュニケーションも担います。
新湾岸道路有識者委員会は、計画策定プロセスの透明性、客観性、公正性、合理性が担保されるよう、公正中立な立場から計画検討手順の妥当性、コミュニケーション活動及び技術・専門的検討について助言を与えます。