国道51号の工事において、鉄鋼スラグを擁壁の裏込材に使用するなど、用途外の箇所で使用している事実を確認したため、当面の措置として、遮水対策を実施しました。
2023年12月21日
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関東地方整備局千葉国道事務所が発注している国道51号成田拡幅の工事(受注者:世紀東急工業株式会社 東関東支店)において、路盤に使用すべき鉄鋼スラグ※を擁壁の裏込材などの用途外箇所で使用したことを確認しました。
このため、当面の措置として、鉄鋼スラグを使用した箇所をシートで覆い、雨水の浸入を防ぐ遮水対策を行いました。また、水質調査を実施し、周辺環境に影響がないことを確認しております。
今後、用途外で使用した鉄鋼スラグを撤去し、適切な材料に置き換えることとしております。
なお、引き続き、周辺環境への影響を確認するとともに、再発防止に努めてまいります。
※鉄鋼スラグ:鉄鋼製品の製造工程で生まれた副産物であり、リサイクル材として利用。 別紙・参考資料