整備状況

平成28年6月18日に堀金・穂高地区では「里山文化ゾーン」、大町・松川地区では「自然体験ゾーン」が新たに全園開園しました。

堀金・穂高地区「里山文化ゾーン」

自然体験ゾーンはこちら

里山文化ゾーンとは

安曇野に伝わる懐かしい里山風景を再現しながら、人の生業のなかで育まれてきた生き物の保全、技術・文化などの体験機会の提供を通じて、安曇野の風土の継承につなげていくゾーン。

里山文化ゾーン

里山文化ゾーン全景

ゾーンの基本的な考え方

  • 「景・文化の保全と創出」 安曇野に伝わる懐かしい里山風景を再現し、併せて安曇野を象徴する花の風景を創出
  • 「自然環境の保全」 人の生業の中で育まれてきた草原環境の再生を通じて地域固有の生き物を保全
  • 「交流・地域活性化」 保全・創出した環境を舞台に、里山で育まれた技能・技術や文化に触れ合える体験・学習の機会を提供
  • A懐かしの風景エリア
    戦前から維持されている耕作地の形状を保全し、昔ながらの風景を再生するエリアで、自生する草花や生き物の育成も重点的に実施します。
  • B棚田エリア
    戦後の開田で形成された棚田から眺める安曇野の風景と主に景観作物による季節の花を楽しむエリアです。
  • C里山文化再生エリア
    新旧の耕作地の跡、背後の森、山麓の畑地を活かし、循環的な利用を通じて里山で育まれた技能・技術や文化を再現・蓄積し、プログラムの実施等を通じて体験・学習の機会を提供していくエリアです。
  • D里山の森づくりエリア
    より多様な生き物を育む森に導く森づくりに様々な主体が関わって取り組むエリアです。

大町・松川地区「自然体験ゾーン」

里山文化ゾーンはこちら

自然体験ゾーンとは

北アルプスの山々から流れ出る清冽な渓流や、そこに育まれた森林の魅力と楽しみを満喫できるフィールド。水辺での楽し み、森の中でのスポーツや遊び等様々な体験プログラムを提供し、環境を保全しながらより本物の自然に近づける人材育成に貢献するゾーン。

自然体験ゾーン

自然体験ゾーン全景

ゾーンの基本的な考え方

  • 「自然環境の保全」 公園を取り囲む自然環境との間のバッファゾーンとして、いまある自然を保全・活用し、未来に継承
  • 「交流・地域活性化」 マウンテンバイクや川遊び等自然を楽しめる場と多様なプログラムの提供を通じた自然体験や学習の場として活用
  • A川遊び・乳川河原エリア
    主に夏休み期間を中心に川遊びや釣り体験など様々な水辺の自然体験を提供するエリアです。
  • B河畔探勝エリア
    春のツツジ・新緑、秋の紅葉等を観賞しながら、本流とは異なる乳川の姿を探勝できるエリアです。
  • Cスポーツと遊びの森エリア
    期間限定での開園方式により、マウンテンバイク・ランニングバイク・スノーバイクを中心とした林間スポーツを楽しむ機会を提供するエリアで、高低差約80mのアップダウンのあるコース(総延長約5q)とマウンテンバイクの体験、入門できるコースを整備します。
  • Dリフレッシュの森・渓流エリア
    様々な森と戸沢川の渓流のなかで、自然観察等森林をテーマにした体験学習のほか、ノルディックウォークなどアクティブな散策のプログラムの実践を通じリフレッシュできる機会を提供するエリアです。
  • Eみんなの森づくりエリア
    現時点で高密なカラマツ林を大径の樹林、広葉樹の混生する森へ移行させていくエリアです。