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東海道ルネッサンス
箱根の杉並木はいつごろ植えられたのですか?
明治の中学唱歌『箱根八里』に「昼なお暗き杉の並木…」と歌われた箱根の杉並木は、箱根ばかりか、東海道を代表する風景といっていいでしょう。
箱根町教育委員会が、今までに枯れて伐採された杉の年輪を調べたところ、樹齢は最高でも350年ということです。ですから十年生の苗木を植えたとすると、340年前、つまり1660年ごろに植えられたということになります。
現在、箱根には芦ノ湖畔を中心に412本の杉並木が残っています。しかしかつてはもっとたくさんの杉並木がありました。というのも明治37年(1904)に、湯本から芦ノ湖畔に至る新道を工事するときに、工事費が不足したため、並木を伐採売却して工事費の足しにしたことがあり、この時点で切り倒された並木は、松と杉を合わせて、1024本に及んだというのです。
箱根町教育委員会の調べによれば、現存する杉のうち、良好な健康状態を保っている木は412本のうちわずか30%。100年後には現在の三分の一の本数になってしまうかもしれないとさえ危惧されており、箱根町教育委員会では見事な杉並木を未来に伝えるため、その保護活動に力を注いでいます。
写真:箱根の杉並木
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