2018年11月21日

紅葉期の鎌倉の観光混雑について

   ICT・AIを活用したエリア観光渋滞対策の実験・実証を行う「観光交通イノベーション地域」に選定された鎌倉市において、新たなICT・AI技術を活用し、昨年度の紅葉シーズンの混雑を「見える化」しましたのでお知らせします。この秋の観光シーズンの参考にしてください。

   国土交通省では、平成29年9月にICT・AI等の革新的な技術を活用し、警察や観光部局とも連携しながら、エリア観光渋滞対策の実験・実装を図る「観光交通イノベーション地域」として鎌倉市を選定しました。

   新たなICT・AI技術の活用に向けては、平成30年1月23日から2月20日までの間、技術公募を実施し、先行して活用する「人・車の流動を分析する技術等」について、現地での実証実験が可能な技術として17技術を選定しました。

   このたび、選定された技術の提案者との調整等が整った下記の技術を活用し、昨年度の紅葉期の観光混雑を「見える化」しましたのでお知らせします。

   紅葉期の鎌倉の主な観光スポットの時間・空間的な混雑を分析した結果、北鎌倉周辺は午前から昼頃にかけて混雑する一方、鶴岡八幡宮や長谷寺周辺は午後に混雑が集中しています。

実施技術名スマートフォンによる位置情報を用いた総合的人流解析技術
技術提案者(一財)計量計画研究所、ソフトバンク(株)、(株)Agoop
技術の概要基地局、GPS、Wi-Fi通信から得た携帯電話利用者の位置情報を複合し、面的な人の流れとして把握する技術
実 施 内 容観光期などの位置情報から鎌倉における人の流動を把握・分析
※公募の詳細については、以下国土交通省ホームページを参照ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000934.html


別紙・参考資料

本文資料 PDF[861KB]

紅葉期の鎌倉の観光混雑マップ MP4ファイル[18,350KB]

紅葉期の鎌倉の観光混雑マップ PDF[2,175KB]

お問い合わせ先

   国土交通省 関東地方整備局横浜国道事務所045−316−3537(代)
副 所 長小澤 知幸(こさわ ともゆき)
調査課長三條 憲一(さんじょう けんいち)