ボランティア・サポート・プログラム実施団体は増えています

　全国でボランティア・サポート・プログラムを実施している団体は着実に増加しており、現在（２００５年３月）１１６１団体です。イオングループなど全国展開している企業も増えています。

■　実施団体について　■

実施団体の属性は、全国展開している企業の協力を除き、住民団体が最も多く、５６６団体（全体の５０％）と半数を占めています。次いで、企業が３３％、学校関係が６％、ＮＰＯは２％となっています。ＮＰＯとは、ＮＰＯ法に基づいて法人格を取得した団体のことです。 また、実施団体の最も多い人数構成は１０〜２９人、次いで５０〜９９人、３０〜４９人です。人数構成は幅広くなっています。

地方別では、全国展開している企業の協力を除き、四国地方の実施団体数が３０６団体と最も多く、全国の実施団体数の２７％を占めています。続いて北海道地方で１５８団体、中国地方で１２１団体です。

活動内容は「清掃」「除草」「花の管理」を中心に行っています。また、「植栽の管理」「除雪」「情報提供」やその他として「トイレの清掃」「落書き除去」等の活動も行っています。活動内容で最も多いのは、清掃の８９２団体、続いて除草の６２２団体、花の管理の５１６団体、植栽の管理の１８７団体となっています。ただし、実施団体によっては、活動内容が複数あります。

■　道路管理者の支援内容　■

道路管理者はボランティア団体に対し支援を行っています。道路管理者による支援内容としては、「清掃用具」（７４６団体）や「ごみ袋」（５７１団体）、「花・低木の苗」「Ｔシャツ・ベスト等」などの提供です。また、その他にも「資材・肥料」「スコップ・バケツ・殺虫剤等」の提供や、「除雪機」の貸出しを行っている地域もあります。

■　市町村の協力　■

現在、多くの市町村がこのプログラムに協力し、９１７団体が市町村のサポートを受けています。市町村の協力内容としては「ごみの収集」（８４８団体）、「事務局窓口」（７８８団体）などがあります。また、ほかにも育苗施設・散水施設、除雪機械の燃料費負担、肥料の配布といった様々なサポートを行っています。

■　横浜国道事務所の参加団体　■