かわづくり
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わたらせ川を知ろう
渡良瀬川に住む生きものたち ~魚~
渡良瀬川には、現在およそ41種類(2009年の調査)の魚がすんでいます。数ではとくにアユが多く、つぎに多いのはウグイとオイカワです。
また、川の長さは100kmぐらいあり、上流、中流、下流ですんでいる魚もちがってきます。
イワナ(サケ科)
最上流近くの淵 (ふち) にすみ、昆虫 (こんちゅう) や小魚を食べる。
警戒心 (けいかいしん) がとても強い。ヤマメ(サケ科)
川で一生すごす種と海で成長するものがいる。
冷たい清流を (せいりゅう) を好み、秋に産卵 (さんらん) 。アユ(キュウリウオ科)
春から秋にかけて、おもに中流で生活。秋に海へくだり、春までくらす。 なわばり意識がとても強い。
アブラハヤ(コイ科)
体形 (たいけい) が細長くスマート。
上流・中流の岸よりに多く、底生生物 (ていせいせいぶつ) やモ類などを食べる。ナマズ(ナマズ科)
水草のたくさんある場所にいて、夜や水がにごった時に水面の小魚やカエルをつかまえて食べる。
メダカ(メダカ科)
下流の流れがゆるやかなところにいて、明るくなると動き出す。
夜は水草のなかですごし、小さな昆虫などをたべる。ワカサギ(キュウリウオ科)
動物プランクトン(水の中にういている小さな動物など)を食べます。
ウグイ(コイ科)
一生を川や湖ですごすものと、海におりていくものがいます。
春~夏のたまごを産む季節になると、体に3本の赤い線がでてきます。コイ(コイ科)
川ぞこの動物(貝類、イトミミズなど)や、水草などを食べます。
魚の中でも長生きのほうで、50~60年生きるものもいます。シマドジョウ(ドジョウ科)
砂や小石のある川ぞこにすんでいます。
砂といっしょに小さな虫や「も」などを吸いこんで食べます。