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神流川流域

平成11年熱帯低気圧豪雨による被害(群馬県上野村) 平成11年熱帯低気圧豪雨による被害(群馬県上野村)
  • 神流川流域の砂防

     神流川流域は秩父古生層という硬い岩石でできていますが、多くの断層や破砕帯があり、複雑な地質構造となっています。このため急峻な地形と脆弱な地質から、大量の土砂が生産されやすい地域です。 神流川本川と急流支川との合流点付近には人家が多く、支川に砂防堰堤をもうけることにより、本川への土砂流出を防止しています。 神流川本川で...

  • 神流川流域のなりたち

     神流川は、群馬・長野・埼玉3県の県境、三国山に源を発し、流域面積407.0km2、幹線流路延長87.4km、平均河床勾配は1/20と、利根川上流の支川の中では比較的急峻です。神流川流域は群馬県の南西部に位置し、狭隘な地形を縫うように流下する神流川に沿って集落が点在しています。流域には関東一の鍾乳洞である不二洞、太古の...

  • 神流川流域の火山・地形

  • 神流川流域の地質

  • 神流川流域の気象

  • 神流川 ふるさとの山と川の物語

  • 平成3年(1991)譲原地すべり災害

     譲原地区は、明治43年以降幾度か地すべり活動が確認されましたが、昭和39年~44年の群馬県による地すべり対策工事により活動は沈静化していました。しかし、平成3年10月16日、台風による集中豪雨のため地すべりが活発化し、道路や家屋に亀裂が生じました。主要地方道鬼石・中里線(現国道462号)は6日間全面通行止め、その後も...

  • 平成11年(1999)熱帯低気圧豪雨

     平成11年(1999年)8月12日九州の南海上で発生した熱帯低気圧は、本州南海上を北東進し、14日9時には関東南岸に至って進路を北西に変え、16日午後日本海へ抜けました。この熱帯低気圧の通過は、関東地方に大雨をもたらし、群馬県内では神流川支川の野栗沢流域において山腹崩壊による土流が発生、所ノ沢および奥名郷沢付近で氾濫...

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