国土交通省 関東地方整備局
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烏川流域は、昭和10年9月の豪雨により、死者218名という大きな被害を受けました。これを契機として、国土交通省(当時は内務省)によって対策が行われることとなりました。現在、烏川本川、増田川、滑川などにおいて直轄砂防事業を行っています。 流域には多くの砂防施設が設けられており、砂防堰堤や床固群が整備されています。 周辺...
烏川は、群馬・長野県境の鼻曲山に源を発し、流域面積1,393.7km2、幹線流路延長61.8km、平均河床勾配は1/39で、利根川上流の支川の中では最大の流域面積を有します。烏川流域は群馬県の西部に位置し、古くから交通の要衝として栄えてきました。烏川流域の直轄事業区域としては、安中市(旧松井田町)・高崎市(旧倉渕村、...
昭和10年(1935年)9月21日頃から、本州南岸沿いに前線が停滞し、四国沖に低気圧が発生したことにより、利根川上流域は連日雨となっていました。日向灘を北上した台風は24日四国に上陸、25日には日本海へ抜けて北北東進しました。翌26日、次の台風が東海上をかなりの速度で北上しました。これら2つの台風は停滞していた前線を...
昭和34年(1959年)9月21日にマリアナ諸島の東海上で発生した台風15号は、中心気圧が1日に91hPa下がるなど猛烈に発達し、非常に広い暴風域を伴いました。最盛期を過ぎた後もあまり衰えることなく北上し、26日18時頃和歌山県潮岬の西に上陸しました。上陸後6時間余りで本州を縦断、富山市の東から日本海に進み、北陸、東...
大型台風10号の本州横断に伴って、群馬全域で暴風雨が激しく吹き荒れ、土砂崩れなどを引き起こし、多くの死傷者を含む被害となりました。 台風10号は7月24日に日本の南東の海上で発生し、8月1日には紀伊半島の南海上を北上し、2日の0時頃、渥美半島に上陸、その早朝には富山湾から日本海へと移動し、同日15時には温帯低気圧とな...