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利根川の紹介

  • 暮らしを支える川です(利水)

    大都市をうるおす利根川

    利根川に依存する首都圏の水道水

    利根川を水源とした水道は、明治20年高崎での給水から始まり、首都圏へ広がっていきました。その後、東京都において、水道用水の水源を多摩川に求める努力が行われましたが、昭和32年の小河内ダムの完成後は、開発も限界に近づき、利根川への依存を高めています。

    水道水年間取水量の3/4を占める利根川

    昭和30年以降、産業の発達と都市への人口集中によって水道用水・工業用水の需要が増え、首都圏の水需要に対する割合は極めて高くなっており、ダムの整備等が進められています。

    さまざまに利用される利根川の水

    利根川の年間水利用状況を見てみると、水道用水、工業用水、農業用水、発電用水等とさまざまに利用されています。

    利根川・江戸川における水利用の状況 利根川・江戸川における水利用の状況

    関東地方整備局調べ 平成24年5月末時点
    ※農業用水の最大取水量は、許可水利権と慣行水利権のうち取水量が記載されているものの量の合計

    発電用水としてクリーンエネルギーの利用

    首都圏の水道水源と給水区域 首都圏の水道水源と給水区域

    上流に建設されたダムによって貯えられた利根川の水は、飲用水、農業用水、工業用水として放流されるほかに、水力発電所に送られ、発電用水としても有効に利用されます。こうして発電された電気は、流域に住む人々の生活に役立てられます。

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