■ 基本方針
関東地方整備局では、平成10年度にスタートした第９次治水七箇年計画に基づいて、『安全・環境・活力』の３つを基本方針に、「信頼感ある安全で安心できる国
土の形成」「自然と調和した健康な暮らしと健全な環境の創出」「個性あふれる活力ある地域社会の形成」を目指し、各種施策を重点的かつ総合的に展開しま
す。
■治水・利水・環境を３本の柱に
平成９年(1997)年の河川法改正では、治水・利水に加え、河川環境の整備と保全が位置付けられました。今後の河川事業には、生物がよりよく生息・生育
できるために多様な環境の確保、健全な水環境の確保、川と地域のよりよい関係の再構築が急務となっています。現在、利根川上流河川事務所では、水質浄化対
策として、ヨシ原浄化施設の整備（渡良瀬遊水池総合開発事業）をはじめ、下記の５点を重点項目にあげ、治水事業を行っています。
■利根川上流治水事業、重点5項目
①広域的地盤沈下により低下した堤防機能の復元事業
②稲戸井調節池化事業
③重点区間における堤防の質的強化事業
④渡良瀬遊水地水質改善事業（ヨシ原による浄化）
⑤堤防拡幅事業
利根上PCサイト
http://www.ktr.mlit.go.jp/tonejo/