ダムの情報
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ダムの役割
洪水調節の効果
計画上のダム洪水調節効果
利根川流域の洪水被害を防止するため、利根川水系河川整備基本方針により「基本高水はそのピーク流量を基準地点八斗島において22,000m3/sとし、このうち流域内の洪水調整施設により5,500m3/sを調節して、河道への配分流量を16,500m3/sとする。」としています。
近年の洪水でのダム洪水調節効果(平成23年7月洪水の実績より)
平成23年7月新潟・福島豪雨では、利根川上流の矢木沢、奈良俣、藤原の3ダムの連携で約1億m3(東京ドーム約80杯分)の水を貯留し、下流の洪水被害の軽減を図った。ダム下流のみなかみ町湯原(ゆばら)地点では約5.9mの水位を低減させる効果があったものと推測します。