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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年11月27日放送
「平成19年度三国トンネル合同防災訓練」について

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。

さてきょうは、明日28日に国道17号の三国トンネルで行われます「平成19年度三国トンネル合同防災訓練」についてご紹介したいと思います。

三国トンネルは、群馬県と新潟県を結ぶ主要な幹線道路である国道17号の新潟県境にあることは、皆さんよくご存じではないかと思います。

その三国トンネルにおきまして、明日、28日の午前10時から11時30分までの予定で、合同防災訓練が実施されます。

この合同防災訓練は、トンネルの中で、自動車などの事故が発生した場合に、迅速でかつ効果的に事故処理を行って、通行する車の安全確保を図るために、関係する機関の連絡体制の確立や、初動期の活動、救助や救出活動、交通規制の対応などを確認する目的で行われるものです。

訓練は、実際に、三国トンネルの中と、トンネルから500mほど群馬県側の国道17号の道路沿いにあります、みなかみ町の通称「新治(にいはる)広場」を使って行われます。

この合同防災訓練に参加する関係機関は、国土交通省高崎河川国道事務所、及び、長岡国道事務所の道路管理者をはじめとして、群馬県警察本部、沼田警察署、新潟県警察本部、南魚沼警察署の警察関係者、利根沼田広域消防本部、西消防署、南魚沼市消防本部、湯沢消防署の消防関係者、そしてNTT東日本群馬 渋川フィールドサービスが参加します。

その他、情報の伝達先として関係します、群馬県沼田土木事務所、新潟県南魚沼地域振興局地域整備部、みなかみ町、湯沢町、東日本高速道路(株)の高崎管理事務所と湯沢管理事務所が参加します。

それでは明日の訓練当日の具体的な内容をご説明しますと、
 まず、訓練の想定としては、三国トンネル内の上り線を走行中の乗用車から火災が発生して、運転者から「車両の火災発生」の通報があったこととして訓練を行います。

次に訓練の内容としましては、5項目あります。

まず、非常用設備の操作確認として、非常電話による110番、119番への通報確認を行います。また、警報ボタンによる警報音とトンネル表示盤の動作確認も行います。

次に、情報伝達の訓練として、関係機関への電話やFAXによる相互の情報伝達の確認を行います。

そして、緊急車両の出動訓練として、各関係機関のパトロールカーや消防車などの緊急車両が実際に通報を受けて、現場に急行する訓練を実施します。

その他、現場での状況を的確に報告する情報収集の訓練と、消火器による消火訓練を行う予定です。

ここで、道路を通行する皆さんにお願いですが、三国トンネルは、明日の合同防災訓練の実施に伴い、明日、28日の午前10時から11時30分までの間、片側交互通行となりますので、皆様のご協力をお願いしたいと思います。なお、大雨や大雪となった場合は、中止となりますので、訓練に関するお問い合わせは、高崎河川国道事務所 道路管理第二課までお問い合わせ願いたいと思います。

トンネルの中で火災などの事故が発生した場合には、大変危険な状況になることが予想されますよね。ですから施設の状況や迅速な対応を確認しておくこうした訓練は、大変重要だと思います。

今日は、明日行われます「平成19年度三国トンネル合同防災訓練」についてお送りしました。

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