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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年10月16日放送
ETC・スマートICについて

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。

さて、きょうは高速道路の料金所をスムーズに通過できるETCやインターチェンジについて、ご紹介したいと思います。

10月も中旬となりまして、秋の行楽シーズンを迎えているわけですが、皆さんも、休日などには、高速道路を利用して出かける機会もあるのではないでしょうか。そんなときに便利なのは、やはり高速道路の料金所をスムーズに通過できるETC、「自動料金支払いシステム」ですよね。ラジオをお聞きの皆さんはもう利用されていますか。

ETCは、高速道路の渋滞のなかで、渋滞が最も発生していた料金所の通過をスムーズにするために、開発、導入されてきました。

ETCは車に取り付けた車載器と料金所のアンテナが無線で交信することで、料金の支払いをクレジットカードを利用した後払いとして、料金所をスムーズに通過できるシステムです。

ETCが導入された当初は、利用率も低かったのですが、現在では、料金所を通過する車の約7割がETCを利用するまでになりました。

日本の高速道路は、欧米諸国に比べてインターチェンジの間隔が長くて利用しにくいと言われています。特に地方部においては、大都市の5キロから10キロメートル間隔に比べて、15キロから25キロメートル間隔と長い傾向にあります。

そこで現在、全国各地で進められているのが、先ほどお話しした便利なETCを有効に活用した、ETC専用のインターチェンジ、「スマートインターチェンジ」なんですね。

群馬県内では、関越自動車道の渋川伊香保インターチェンジと前橋インターチェンジの間にある駒寄パーキングエリアに「スマートインターチェンジ」が設置されていまして、この10月1日に本格的な利用開始から1周年となりました。

この駒寄スマートインターチェンジは、今年の8月の月間利用台数が11万台を超え、全国のスマートインターチェンジの中で第1位となっています。

また、今盛んに工事が進められている北関東自動車道の(仮称)伊勢崎パーキングエリアにも、スマートインターチェンジを設置して社会実験を行う計画もあります。

そして、ETCの魅力は、高速道路への出入りがスムーズなだけではなくて、料金の各種割引制度が設けられていることがあります。

例えば、朝夕の通勤時間帯を対象とした通勤割引では、走行距離100キロメートル以内で朝の6時から9時の間と夕方の5時から8時の間に料金所を出入りした場合に最大で料金が5割引にもなります。

このほかにも夜間早朝割引、深夜割引などがありまして、ETCの利用者に限ってこうした料金の割引を受けられるんですね。

そして、現在、関越自動車道の渋川伊香保インターチェンジと北関東自動車道の伊勢崎インターチェンジの区間内で、並行する国道17号、50号の渋滞の緩和を目的として、料金が3割引となるETC料金割引の社会実験を実施しています。

対象は、土日祝祭日を除く平日の午後3時から夕方5時の間で、この時間内に渋川伊香保インターチェンジから伊勢崎インターチェンジの区間内を利用した場合に料金が3割引になります。

詳しい情報は、国道交通省 高崎河川国道事務所のホームページ又は、サービスエリアやパーキングエリアなどに備え付けのチラシ、ポスターで確認して頂きたいと思います。

皆さんもETCを上手に使って、快適でお得なドライブを楽しんで頂きたいと思います。

今日は、高速道路の料金所をスムーズに通過できるETCなどについてお伝えしました。

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