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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年8月21日放送
ETC割引社会実験について

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。

お盆も終わり、夏休みも、もうすぐ終わりに近づいてきましたが、みなさんは、この夏、高速道路を利用してどこかへ出かけられましたか。どこへ出かけても車が多く、渋滞でイライラされませんでしたか。

今日は、普段使っている現道の渋滞を避けて、高速道路を利用する車の料金が割引になる、お得な情報をおおくりします。これは群馬県内の関越自動車道と北関東自動車道の一部区間で行われている、ETC車を対象にした料金割引社会実験というものです。

それについて、きょうはスタジオに国土交通省 高崎河川国道事務所 調査課 道路調査係長の森田さんにお出でいただきました。

森田さん、よろしくお願いいたします。

森田

よろしくお願いします。

市川

では早速ですが、昨日の20日から関越道の渋川伊香保インターチェンジから北関東自動車道の伊勢崎インターチェンジの間を使う車の料金が割引になる料金社会実験というものが行われているそうですね。

森田

そうなんですよ。
国道に並行する高速道路を有効活用して、現道の車の交通を転換させることで、現道の渋滞の緩和や沿道環境の改善などを目的にしてるんですよ。
でも、割引になるには、いろいろと条件があるんですけどね。

市川

条件って、どんなことがあるんですか。

森田

決められた区間を決められた時間に通行した車が割引になるんですよ。
でも、ETCで通行する車が絶対条件なんですけどね。
市川さんは車の運転されますか。

市川

はい、します。

森田

ETCってご存じですか。

市川

知ってますよ。
ETC(ノンストップ自動料金収受システム)(Electronic Toll Collection System)、料金所の渋滞解消なんかの目的で、料金所で一旦停止することなく無線通信で自動的に料金の支払いを行うシステムですよね。

森田

へぇ〜、市川さんって物知りなんですね。まずは、そのETCで通行ですね。
でも、それだけでは割引にならないんですよ。対象となる区間が決められていて、渋川伊香保ICから伊勢崎ICの間で乗り降りした車に限られるんですよ。
だから、その間以外のICから乗ってきてその間のICで降りたり、その間のICで乗ってその間以外のICで降りても対象にならないんですよ。

市川

へぇ〜、そうなんですか。それで他には。

森田

あと、対象となる時間帯っていうのがあるんですよ。
平日の月曜〜金曜で祝祭日は除きますね、夕方の15時から17時の間に入口または出口の料金所を通過した車が対象になるんです。

市川

それで、どのくらい割引になるんですか。

森田

3割引です。普通車が渋川伊香保から乗って伊勢崎で降りた場合、通常1000円がこの割引で700円になるんですよ。

市川

そうなんですね、わかりました、今度使ってみようかな。それで、国道17号や50号の現道の渋滞を避けられるんですよね。

森田

そうですね。今回の料金割引の社会実験の目的がそれですから。

市川

へぇ〜。それじゃ、現道の混雑している国道17号や50号の渋滞が緩和されたり、道路沿道の環境が改善されたりと良いことばっかりですね。いま走行しているアナタも今までの条件に合っていれば割引になりますよ。

詳しい内容は、パーキングエリア、サービスエリア、道の駅などに置いてあるチラシやポスターをご覧下さい。

森田さん、今日はどうもありがとうございました。

森田

ありがとうございました。

市川

今日は、昨日8月20日から始まった料金割引社会実験についてお送りしました。

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