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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年6月5日放送
雨量交通規制について(その1)

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市川アナ
市川

FMぐんまの 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

きょうは国土交通省 高崎河川国道事務所が実施する「雨量交通規制」についてお送りします。

さて、もう梅雨入り間近ですね。雨が長く続きますと、雨による「通行止め」や「通行規制」が気になりますね。通行止めや通行規制は具体的にどの様な時に行われるのでしょうか。ご説明します。

道路管理者が行う通行規制は、連続雨量が一定の雨量になった時など、事前に危険を回避するために行う通行止めの「事前通行規制」と、土砂崩れなどの災害が実際に発生したときに行う通行止めを含む「通行規制」があります。

道路は車や人が安全に通行出来るように整備を進めてきている訳ですが、山岳地帯の道路などでは、全ての危険を回避するように整備していくのには、どうしても限界があります。

この様な所では、過去の実績から一定の連続雨量に達すると、土砂災害発生の危険度が高くなりますので、道路を通行する皆さんの安全確保のために、事前に「通行止め」を行うわけです。

この他にも、集中豪雨などで予想もしなかった箇所で、土砂崩れや橋梁(橋)の流出などの災害が実際に起こった場合は、被害の程度に応じて通行止めや車線規制を行うことになります。

こうした規制は全て、通行する人や車の「安全を第一に考えて」行っているものです。

では実際どの様な時に通行規制されるのかといいますと

高崎河川国道事務所管内では、国道17号三国峠のみなかみ町猿ヶ京温泉から新潟県境にかけての12qの区間と、国道18号碓氷バイパスの安中市松井田町横川から長野県境にかけての15.6qの区間の2箇所が、事前通行規制の区間に設定されていまして、降り始めからの連続雨量が150oを超える時、また、150mm以下でも災害の発生が予測される場合には、通行止めを実施します。

事前通行規制区間の前後には、連続雨量を知らせる気象情報板や規制内容を知らせる道路情報板が設置されています。注意してごらんになって下さい。

通行止めを実施する場合は、テレビやラジオの道路交通情報、また路側放送や高崎河川国道事務所のホームページなどでも情報を提供していますので、これからの季節はお出かけの前に確認してみるといいですね。

高崎河川国道事務所では、道路を安全に通行していただけるように法面補強工事、落石防止工事などの整備を進めていますが、集中豪雨などの異常気象時には、道路の崩壊や土砂崩れなどの災害が起こることがあります。

事故を未然に防止し、安全に道路を通行して頂くための「事前通行規制」にご協力をお願いします。

知ットクかわみちサイト、今日は雨による通行規制についてお送りしました。

来週も、梅雨時や大雨の時の交通規制についてお送りします。

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