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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年3月6日放送
「高松立体」について(その1)」

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松川係長(左)と市川アナ(右)
ゲスト
高崎河川国道事務所 工務第一課 
松川 洋一 係長
市川

こんにちは! 市川まどかです。 この番組は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットあててお送りしています。

きょうはスタジオに国土交通省 高崎河川国道事務所 工務第一課 技術審査係長の松川洋一(まつかわ よういち)さんにおいでいただきました。現在工事が進められている「高松立体」についてお話を伺ってまいります。

松川さん、よろしくお願いいたします。

松川

よろしくお願いします。

市川

それでは高松立体工事についてですが、まずその目的からお願いできるでしょうか。

松川

はい。国道17号の高崎市内では、JR高崎駅周辺の中心市街地と、烏川を挟んで住宅開発等が著しい対岸地域を連絡している和田橋への交通集中により、和田橋交差点において朝夕のラッシュ時をピークに交通渋滞が発生しています。

高松立体は、和田橋交差点の交通混雑の緩和と交通安全の確保を目的とする、高崎市宮元町から高崎市並榎町までの延長約0.6kmの交差点の立体化工事です。

市川

私も高崎市の住民なのですが、確かに和田橋や聖石橋など、橋と国道が交差する所は渋滞していることがよくありますね。

松川

そうなんです。データーであらわしますと、和田橋交差点で渋滞により損失している時間は、群馬県平均の約17倍。同じく聖石橋交差点では約24倍になります。

市川

県内平均をおおきく上回っていますね。

松川

金額であらわすと、和田橋・聖石橋交差点周辺で渋滞により損失している金額は年間約20億円になります。

市川

年間20億円も。すごい金額が失なわれているんですね。こうして数字であらわされるとわかりやすいですね。

松川

はい、これは道路のいろいろな課題を、みんなにわかりやすくする「道路見える課計画」のひとつです。

市川

道路見える化計画は、この番組でも何回か紹介してますよね。先週も「路上工事看板を見やすく」を紹介しました。

松川

そうですね。これまで高崎河川国道事務所では、道路見える化計画として「渋滞見える化プラン」「交通安全見える化プラン」「現場見える化プロジェクト」などに取り組んでいます。

そして、それぞれ行われた対策についてデーターをつかって報告してきました。

高松立体の区間も「渋滞見える化プラン」の移動性向上を図るべき箇所、県内では39箇所になりますが、その一つに選定されています。現在工事が進められていて、来週には県道の線形を元に戻す工事が行われます。

市川

残念ながら今日は、お別れの時間となってしまいましたので、現在工事が進められている高松立体工事の状況や、今後の予定などについては、また来週のこの時間にお話しいただきたいと思います。

松川さん、有り難うございました。

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