みなさんこんにちは!市川まどかです。 この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。
今日は先月25日に県内の関係機関で実施された「IT防災訓練」についてご紹介していきます。
みなさんは災害時どのような方法で情報を手に入れますか。今まではテレビ、ラジオなどが主な情報源だったと思いますが、最近はインターネットや携帯電話などでも簡単にリアルタイムで情報が得られるようになってきましたよね。
このような「IT」技術を使って防災訓練を実施したのがIT防災訓練です。
訓練は、国土交通省関東地方整備局管内の群馬ブロックで国・地方公共団体・民間企業などの参加により浅間山噴火を想定し、先月の25日に特にITに絞って実施した訓練です。
参加機関は、国土交通省利根川水系砂防事務所・高崎河川国道事務所・長野国道事務所、前橋気象台、群馬県、中之条土木事務所、長野原町、嬬恋村、NHK前橋放送局、群馬テレビ、そしてエフエム群馬も参加しました。
訓練の目的としては
です。
この訓練は、平成12年度に関東地方整備局において、全国で初めて実施し、今回で8回目になります。
現在は活動が落ち着いていますが、平成16年9月1日には浅間山が21年ぶり噴火し、活動レベルが3になり、付近の道路も通行規制が行われました。日本でも有数の活火山である浅間山。今回も浅間山の噴火を想定して訓練を実施しました。
訓練の内容としては、画像による情報収集として
情報の共有化として
情報配信として
を行いました。
訓練により、浅間を取り囲むように設置した5地点のカメラ映像により噴煙のながれる方向など確認できたほか、防災掲示板により各機関の体制や被害状況、避難状況など確認できました。
また、参加した機関の意見としては、
などがあり、実践に生かしていける内容であることも確認できました。
知ットクかわみちサイト、今日は先月行われた「IT防災訓練」についてお伝えしました。