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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年1月30日放送
「道路緊急ダイヤル」について

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは!市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

きょうは道路緊急ダイヤル【#9910】をご紹介します。

皆さん、道路を利用している時に道路の穴ぼこや路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や故障車、土砂や油などによる路面の汚れなどによって危険を感じたことはありませんか。

こうした道路の異状を発見した時に対応するのが、【#9910】道路緊急ダイヤルです。

この”道路緊急ダイヤル”は平成17年12月1日に開設しました。幹線道路を利用する方が道路の異状を発見した場合、道路管理者に直接緊急通報していただくことにより、迅速に対応を図ろうというものです。対象となる通報は、災害や道路の損傷など道路の異状により、車両や自転車・歩行者の通行の支障になるものを対象としています。

これまでも、国道においては、道路の異状等は「道の相談室」で受け付けていましたが、「道の相談室」は、道路に関して広く相談を受け付けていると認識されており、道路の異状等について「道の相談室」にかける認識は少なかったと思われます。

このようなことから、道路の異状を発見された場合、直接道路管理者にかけられる道路緊急ダイヤルの開設により、より迅速に対応を図るものです。

この”道路緊急ダイヤル”の特徴は、

  • 利用者にとって分かりやすい4桁番号の【#9910】で実施。 ( どの道路管理者に対しても、同一の番号【#9910】で直接通報可能です)
  • 24時間受け付けます。
  • 各道路管理者への取り次ぎは、対話型音声自動応答装置(IVR)により行います。
  • 対象は(固定電話)NTT、(携帯電話)NTTコモ、au、ソフトバンク、(PHS)ウィルコム、NTTドコモからの通報が対象です。

これまで携帯電話からの通話には料金がかかりましたが、国土交通省の働きかけに対して各携帯電話会社が検討を進めてきた結果、平成17年12月23日より携帯電話から#9910への通報をフリーダイヤルに接続することが可能となったため、携帯電話からの通報についてもすべて無料となりました。

また、今月16日にはPHSからの通話についても無料となりました。

道路緊急ダイヤルの利用状況ですが、導入後1年間の全国での通報件数は約2万2千件です。

国土交通省への通報件数は、「道の相談室」のみであった昨年度に比べ4月から11月までの累計で44%増加しました。

道路緊急ダイヤルの導入によって異状に関する発見・通報件数は、平成18年度上半期では前年度比2.7倍と道路の管理レベル向上に大きく寄与しています。

なお、「道の相談室」(TEL:0120-106-497 ドーロヨクナレ)でもこれまで通り、緊急通報以外の道路に関しての相談、意見、苦情等を受付ています。

利用方法ですが、道路を利用しているとき(車を運転している場合として)道路の異状を発見したら、まず、安全な場所に停車してください。道路交通法により、運転中の通話は禁止されていますので特に注意して下さい。そして、通報の前に異状の場所を確認して下さい。住所、道路名、地点標(これは、道路の起点から1キロまたは100メートルごとに設置されている標識類です)、周辺の目印となる施設名などが分かるとベストです。

次にダイヤル【#9910】をプッシュ。ガイダンスが流れます。音声に従い番号を選択していただくと、担当する道路管理者につながります。どこで道路の異状を見つけたか。道路のどの部分がどのようになっているか等をお聞かせ下さい。国土交通省を始め、各道路管理者は、できるだけ早く現場に駆けつけ、異状に対処するよう心がけています。

益々便利になった道路緊急ダイアル。幹線道路の異状を発見したこんなときは、【#9910】番、道路緊急ダイヤルに通報して下さいね。

知ットクかわみちサイト 今週は「道路緊急ダイヤル」をご紹介しました。

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