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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2007年1月2日放送
「交通安全見える化プラン」について(その1)

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洲永係長(左)と市川アナ(右)
ゲスト
高崎河川国道事務所 道路管理第二課
洲永 美秋 係長
市川

みなさん明けましておめでとうございます! 市川まどかです。2007年がスタートしましたね。新たな希望や期待を胸に皆さん新年をお過ごしのことと思います。この番組も河川や道路にスポットあてて、内容充実にますます発展していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

きょうは今年最初のゲストとして、スタジオに国土交通省高崎河川国道事務所道路管理第2課の交通対策係長の洲永美秋(すなが よしあき)さんにおいで戴きました。現在国土交通省で進められている「交通安全見える化プラン」についてお話を伺ってまいります。洲永さん、明けましておめでとうございます。よろしくお願いいたします。

洲永

おめでとうございます。よろしくお願いします。

市川

それではまず「交通安全見える化プラン」について教えていただけますか。

洲永

はい。「交通安全見える化プラン」は県民の皆様のご理解が得られるように、全国共通の指標だけでなく、地域の実情を踏まえ、道路の現状などを示す様々なデータから問題・課題を「見える」ようにし、最適な方法で重点的かつ効率的に道路行政を進める「道路見える化計画」のなかの一つです。

市川

道路見える化計画はこの番組でも何回か紹介してますよね。昨年末にもその一つ「渋滞見える化プラン」を紹介しました。

洲永

そうですね。現在高崎河川国道事務所では、道路見える化計画として「渋滞見える化プラン」と「交通安全見える化プラン」等に取り組んでいます。これは、群馬県内の国道、県道について、「渋滞」「交通安全」について着目し、「群馬県域移動性・安全性向上検討委員会」の有識者による審議や、県民のみなさまにアンケートを実施しまして、その結果を経て、移動性の向上を図るべき箇所として39箇所、安全性の向上を図るべき箇所として34箇所を選定しました。今回はこの安全性の向上を図る34箇所のうち、最初の対策として国道17号群大病院東交差点の対策を開始することになりました。

市川

国道17号の群大病院東交差点はエフエム群馬のスタジオに近いところですね。どうしてその交差点が最初に選ばれたのですか。

洲永

はい、国道17号群大病院東交差点は、平成13年から16年の間に交通事故が39件発生しました。これは、群馬県内の県道・国道で交通事故が発生する確率の県内平均10倍以上になっており、高崎河川国道事務所が管理する国道で発生率ワースト1位の交差点です。このため、「交通安全見える化プラン」最初の対策場所に選ばれました。

市川

発生率というのはどうやって計算されるのでしょう。

洲永

年間死傷者事故件数/年間自動車走行台キロで出されます。1万台のクルマが1万キロ走行した場合に起こる件数を比べたもので、群大病院東交差点は703件/億台キロでトップとなります。群馬県の平均が65.5件/億台キロですので、10倍以上となります。県内で交通事故の件数ではもっと多い地点はありますが、交通量も多く、割合から比べると国道17号群大病院東交差点が一番となります。

市川

交通量は何台ぐらいあるのですか。

洲永

平成17年のデーターですが1日24時間で約36,000台です。参考までに、県内で一番多いのは国道17号前橋市元総社町で約69,000台です。

市川

残念ながら、今日はお別れの時間となってしまいましたので「交通安全見える化プラン」で検討される内容については、また来週のこの時間にお話し戴きたいと思います。洲永さん、有り難うございました。

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