ナビゲーションを読み飛ばして、このページの内容を見るには下記リンクをご利用ください。

地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年10月17日放送
「道路緊急ダイヤル」について

FMぐんまロゴマーク
市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。

きょうは道路緊急ダイヤル【#9910】をご紹介します。

皆さん、道路を利用している時に道路の穴ぼこや路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や故障車、土砂や油などによる路面の汚れなどによって危険を感じたことはありませんか。こうした道路の異常を発見した時に対応するのが、【#9910】道路緊急ダイヤルです。この“道路緊急ダイヤル”は平成17年12月1日に開設しました。道路を利用する方が道路の異常を発見した場合、道路管理者に直接緊急通報していただくことにより、迅速に対応を図ろうというものです。対象となる通報は、災害や道路の損傷など道路の異常により、車両や自転車・歩行者の通行の支障になるものを対象としています。

これまでも、国道においては、道路の異常等は「道の相談室」で受け付けていましたが、「道の相談室」は、道路に関して広く相談を受け付けていると認識されており、道路の異常等について「道の相談室」にかける認識は少なかったと思われます。このようなことから、道路の異常を発見された場合、直接道路管理者にかけられる道路緊急ダイヤルの開設により、より迅速に対応を図るものです。

この“道路緊急ダイヤル”の特徴は、利用者にとって分かりやすい4桁番号の【#9910】で実施( どの道路管理者に対しても、同一の番号【#9910】で直接通報可能です)。24時間受け付けます。各道路管理者への取り次ぎは、対話型音声自動応答装置(IVR)により行います。NTT(固定電話)、NTTドコモ、au、ソフトバンクからの通報が対象であり、NTT(固定電話)からの電話は無料ですが、それ以外は当面有料となります。

※「道の相談室」(TEL:0120-106-497 ドーロヨクナレ)でも今まで通り、緊急通報以外の道路に関しての相談、意見、苦情を受付けます。

利用方法ですが、道路を利用しているとき(車を運転している場合として)道路の異常を発見したら、まず、安全な場所に停車してください。道路交通法により、運転中の通話は禁止されていますので特に注意して下さい。そして、通報の前に異常の場所を確認して下さい。住所、道路名、キロポスト(高速道路には必ずあります。国道17・18・50号にもあります。)、周辺の目印となる施設名などが分かるとベストです。次にダイヤル【#9910】をプッシュ。ガイダンスが流れます。音声に従い番号を選択していただくと、担当する道路管理者につながります。どこで道路の異常を見つけたか。道路のどの部分がどのようになっているか等をお聞かせ下さい。国土交通省を始め、各道路管理者は、できるだけ早く現場に駆けつけ、異常に対処するよう心がけています。

まだまだこの時期、台風など大雨による道路への土砂流失など、みなさん行き当たる場面があるかもしれません。道路の異常を発見したこんなときは、【#9910】番、道路緊急ダイヤルに通報して下さいね。

さて、それでは今日の「知っトク マメ知識」です。先ほど国道17・18・50号には「キロポスト」というものがあるとのことでしたが、このキロポストとはどういったものでしょうか?

それでは、「知っトク先生」に聞いてみましょう。

「知っトク先生」!!

先生

はい、説明しましょう。キロポストは地点標ともよばれるもので、起点から1キロメートルごとに設置するキロメートル標と、その中間に100メートルごとに設置する100メートル標の2種類があります。たとえばある地点で落石や事故があったりしますと、○○キロメートル○○メートル地点といえば、その位置がどこかをすぐに知ることができ、迅速な処理を取ることができます。また、地図測量をするときに基準となる一等水準点も、地点標のそばにあり、測量に役だっています。

市川

起点とはどこになるのでしょうか?

先生

国道17号の場合は東京の日本橋が起点となります。前橋の本町一丁目付近で日本橋から約118.5kmとなります。

市川

国道17号は私もよく利用するので注意して見つけてみたいと思います。

知っトク先生の「知っトク マメ知識」でした。みなさんも知っトク先生に聞きたい疑問や質問を番組あてどしどしお寄せ下さいね。

知っトクかわみちサイト、今週は「道路緊急ダイヤル」をご紹介しました。

お役立ちデータベース
関連機関の情報(外部)