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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年9月26日放送
駒寄スマートIC本格運用

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

さて、皆さんは関越自動車道駒寄パーキングエリアの「駒寄スマートインターチェンジ」をご存じでしょうか。この番組でも何回かご紹介していますから、ご存じの方も多いと思いますが、この程来月10月1日から正式に本格運用されることが決定しました。今日はこの新インターとなった、「駒寄スマートインターチェンジ」について紹介していきます。

「駒寄パーキングエリア」のスマートインターチェンジはETC専用のインターチェンジなんですが、おととしの12月から「社会実験」を行ってきました。

当初、社会実験は去年の3月21日で終了する予定でしたが、その後何回か実施期間が延長され、今月9月いっぱいの予定で実施されていました。

この社会実験というのは、利用状況をより詳しく調べ、駒寄にスマートインターが本当に必要なのか、実際に運用した場合に経費に見合った利用があるかなどを探るために行われてきたものです。特に今年4月からは本格導入、つまり実験ではなく、恒常的に利用できるインターチェンジを目指して社会実験を行って来ました。

社会実験の内容を簡単にご紹介しますと、駒寄の社会実験は2004年の12月に始まりました。開始当初の1日の平均利用台数は約450台でしたが、利用は順調に伸びて今年の2月10日には何と2千5台を突破しました。当初のおよそ5倍になったわけです。そして、今月20日までの利用累計台数は107万台を超えました。これは全国で社会実験を実施しているなかでトップとなっています。1日の利用台数も今月15日には2943台を記録し、1日の利用台数としても全国1位となっています。当初の利用台数の6倍以上になったわけですね。必要性が十分に認められたということだと思います。

また、これまでの「社会実験」で利用の傾向もおよそ分かりました。観光やレジャーに使われる方が多い一方、朝夕の時間に利用が多くなっています。これは、通勤や通学に利用される傾向が高いという現れだと思われます。また、東日本高速道路(株)の方で実施している、「通勤割引」などの料金の割引制度も利用が増えた理由の一つとなっているようです。

駒寄スマートインターチェンジは10月1日午前6時から本格的な運用が始まります。これまでは、深夜を除く16時間だけの利用でしたが来月からは24時間利用することができます。念のためご紹介しておきますが、スマートインターチェンジは全ての車を対象にしたものではありません。車載型の現金自動収受機、いわゆるETCを車に搭載した「普通自動車」と「軽自動車」と長さ6メートル以内の牽引車のみが利用可能となっています。大型車や自動二輪車などは利用できません。

今回は「駒寄スマートインター」の他にも17ヵ所のスマートインターの運用開始が決まりまして、関越道では埼玉県の三芳スマートインターも同じ10月1日からの本格運用となります。

スマートインターチェンジはETC搭載車専用ですが、最近は車載機の値段が下がってきていますし、様々な助成金制度もあります。また、深夜や通勤時間帯の割引制度もありますので、ある意味経済的だともいえますよね。

今回の「駒寄スマートインター」の本格運用で、さらに利用者が増えれば周辺の幹線道路の渋滞が減ることが期待されますし、ますます地域の活性化にも期待できます。今後、インター周辺のアクセス道路が整備されれば、利用者の促進につながると思われます。

「知ットクかわみちサイト」、きょうは本格運用が決定した「駒寄インターチェンジ」についてお送りしました。

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