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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年9月12日放送
お便り(とるぱについて)

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

さて今日は、これまでに番組に寄せられた質問にお答えしたいと思います。

桐生市にお住まいの黒沢さんからいただきました。さっそくご紹介しましょう。

「市川さんコンニチワ、8月27日放送の知ットクスペシャル聴きました。番組の中で“とるぱ”というのを紹介していましたね。車の中で聴いていたのでよく分かりませんでした。今度機会があったら詳しく教えて下さい」というメールなんですね。

確かに先月の敷島公園からの特別番組の中でご紹介しました。まだ、あまり一般的になっていないということでご紹介したんですがちょっと わかりにくかったですかね。4月の放送でも一度紹介しているんですが、改めてご説明します。

「とるぱ」。「とるぱ」とは皆さんが良く使う短縮語です。

正式にいいますと「撮る」「パーキング」ということになります。これでもよく分からない方、いらっしゃるでしょうね。

つまり、安全な駐車場と、そこから歩いていける美しい撮影スポットのセットで「とるぱ」と呼んでいます。写真が撮れるような良い景色が近くにある安全な駐車場、それが「とるぱ」というわけです。

表記は平仮名で「とるぱ」となります。

国土交通省の新しい取り組みなんですが、どういうことから始まったかと申しますと、道路を走っているときに、美しい風景を楽しめる場所を通り過ぎてしまったという経験をされている方や、その場所を見つけたのはいいけれど、駐車場を探すために迷走・脇見運転をしてしまったり、Uターン・路上駐車などをしている方もいるかと思います。このようなことを改善するために、実際に道路を利用されている皆さんに、安全な駐車場とセットになるビュースポット(景色のいい場所)を教えてもらおうというものなんですね。

この取り組みは全国で展開されています。

国、県、市町村等の道路管理者と地域や沿道の方々、地域振興や観光振興に取り組む方々と連携しながらすすめられています。

主要幹線道路沿いには「道の駅」が次々に登場しまして、今は皆さん当然のことのように利用されているんですが、「道の駅」は、主要幹線道路沿いということが前提で、いろいろな条件がありますが、この「とるぱ」については、そのような条件はないそうです。みなさんがお薦めする撮影スポットや、景色がきれいな駐車場を教えてもらい、これから随時「とるぱ」と描かれた看板も設置していくということです。

ドライブや観光で訪れた皆さんに、この「とるぱ」を利用して戴くことで、迷惑な路上駐車がなくなったり、渋滞・交通事故も少なくなるのでは……と期待されています。

「とるぱ」今後の観光やドライブに欠かせないものとなっていくかもしれませんね。

国土交通省高崎河川国道事務所では現在も「とるぱ」の対象となる場所を募集中です。皆さんから寄せられた情報の中から「とるぱ」に採用されたスポットは、標識類等が整備されていく予定です。みなさんのとっておきの撮影スポット情報も是非お寄せ下さい。

また、「とるぱ」にお出かけの際はあらかじめホームページで駐車場情報をご確認下さい。

今日は桐生市の黒沢さんの質問にお答えして、国土交通省が進めている「とるぱ」=景色のきれいな安全な駐車場についてお伝えしました。是非、国土交通省高崎河川国道事務所のホームページでご覧になって下さい。

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