みなさんこんにちは! FMぐんまの市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。きょうは、国土交通省高崎河川国道事務所の調査課長、塩谷正広さんに、おいでいただいています。塩谷さん、よろしくお願いいたします。
さっそくですが、塩谷さん。今日は 国土交通省高崎河川国道事務所が進めている「群馬県域移動性・安全性向上検討委員会」の取り組みの内容についてご紹介しようと思います。「県域移動性・安全性向上検討委員会」については、この番組の3月の放送でご紹介しました。現在はどんなことを行っているんでしょうか
はい、その検討委員会は3月にも説明したとおり、前橋工科大学の湯沢教授を委員長に県商工会議所連合会、日本自動車連盟群馬支部、群馬県と群馬県警、それに県内マスコミ関係者と東日本高速道路、そして私ども国土交通省高崎河川国道事務所とそれぞれ委員になっていただき、会議を開催しております。
そして、このほど「道路見える化計画」というものを記者発表されましたね。
はい、この「道路見える化計画」とは、国土交通省が進める道路行政マネイジメントの取り組みとして行っているものです。簡単に説明いたしますと、国民・道路利用者(納税者)とわれわれ道路行政部局(道路建設・管理)の両者において、いかにわかりやすく道路建設・管理の目的を伝えていくかを考える取り組みであります。
記者発表された内容のなかで、今年3月から5月にかけて行った「パブリックコメント」とはどのようなものなのですか。
具体的には、各種のデータに基づき移動性であれば「渋滞、走りにくさ、災害、地形・気象」等の4つの視点から抽出した箇所。また、安全性であれば「死傷事故、歩行者・自転車事故、子供の事故、横断者の事故、重大事故、夜間の事故、高齢者事故、安全性が危惧される箇所」等の8つの視点から抽出した箇所を公表し、地域の皆様や道路利用者の皆様に意見・提案をお聞きしたものです。
どんなことについて 意見を聞かれたのでしょう。
はい、先ほど説明いたしました、各視点の内容、具体的な箇所が「実感として合っているか」、この様な「取り組みについてどの様に思われているか」また、この取り組みを「今後も進めるべきなのか」などについて意見をいただいております。
どうでしょう。皆さんから参考になる意見は集まりましたか?
はい、ハガキとホームページのアンケートを実施しましたところ、合わせて1524人の方から回答を頂きました。
多くの皆さんから貴重なご意見が寄せられたわけですね。そのアンケート結果、いわゆる「パブリックコメント」について、お聞きしたいのですが 残念ながらお別れの時間です。つづきは、また来週のこの時間にお願いします。塩谷さん、有り難うございました。