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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年8月1日放送
夏休み親子現場見学会

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

さて、今は夏休み真っ盛りということで、プールや海で元気に遊んでいる子どもたちがたくさんいると思いますが、ふだん何気なく使っている「道路」がどのようにして造られているか、見学できるイベントがあるので参加してみてはいかがでしょうか。高崎河川国道事務所では8月23日(水曜日)に親子を対象とした、「夏休み親子現場見学会」を実施します。今日はこの「親子現場見学会」についてご紹介していきたいと思います。

道路などが造られている建設現場は普段仮囲いなどに覆われていて、なかなか入ることが出来ません。なかでは大型の建設機械を動かし工事が進められていきます。そして工事が完成して道路が通行できるようになって、はじめて道路にふれることが出来ます。

こうした普段入ることの出来ない建設現場を親子で見学してもらい、こどもたちに道路に興味を持ってもらうとともに、保護者の方にも事業を知っていただくきっかけとなるように、今年も親子現場見学会を高崎河川国道事務所では開催します。

今回現場見学会が行われる鯉沢バイパスは、国道17号渋川市東町関下〜渋川市上白井までの延長5.5km。渋川市内を通過する国道17号と国道353号・高崎渋川線との交差点(鯉沢交差点・阿久津交差点)で朝夕の通勤時及び休日等においての観光交通により、交通渋滞が慢性的に発生しているため計画されました。

事業は昭和62年に着手し、平成8年10月に国道353号バイパスまでの2.3kmを暫定2車線供用しました。現在は、バイパスから先の延伸部2.3kmの工事と暫定2車線部分の4車線化を進めています。

そして今回見学していただく場所ですが、吾妻川にかかる吾妻新橋の工事現場。いまこの橋は、2車線部分がすでに供用されていますが、その上流側に新しい2車線分の橋を建設しています。この橋はPC橋(プレストレストコンクリート橋)とよばれるコンクリート製の橋で、上部工(橋の渡る部分)の工事は昨年の11月から始まり、「張り出し架設工法」というやじろべえと同じしくみでバランスをとりながら橋を延ばしていき、両岸をつなげました。橋のなかは空洞になっています。これはコンクリートで出来ているため中を空洞にすることにより橋の自重を軽くしています。水道管や電線などを通すための空間としても利用されています。今回はこの橋の中を参加者のみなさまに通っていただきます。こういう機会は本当に少ないものではないのでしょうか。また、この橋の中に未来に繋ぐメッセージなど残していただくことも予定しています。

申し込み方法ですが、開催日は8月23日(水曜日)、時間は午後1時〜午後3時ごろまで。対象は小学生で、親子で参加できる方、定員は親子20組。ハガキかFAXのいずれかで見学希望者の氏名・年齢・住所・電話番号を記入のうえ、高崎河川国道事務所調査課「夏休み親子現場見学会」宛に申し込み下さい。FAX電話は027-345-6090、住所は高崎市栄町6-41です。

申し込みは先着順で定員になり次第、締め切らせていただきます。

また、鯉沢バイパスの工事現場については、高崎河川国道事務所のホームページの「道の子ども新聞」に特集として掲載していますのでご覧下さい。たくさんの参加をお待ちしています。

川と道の情報館では8月5・6日の高崎祭り期間中は通常より2時間閉館時間を延長して午後8時までオープンしています。期間中は情報館前でいろいろなイベントも開催されます。たくさんの方のご来館をお待ちしています。

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