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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年6月27日放送
烏・神流川クリーン作戦 その1

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大谷俊之専門員(左)と市川アナ(右)
ゲスト
高崎河川国道事務所
河川管理課 大谷 俊之
市川

みなさんこんにちは! FMぐんまの市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。きょうは国土交通省高崎河川国道事務所河川管理課、大谷俊之さんに、お話を伺います。大谷さん、よろしくお願いいたします。

さて今日は、毎年この時期に実施されている「烏・神流川クリーン作戦」についてお伝えします。大谷さん、「烏・神流川クリーン作戦」ですが、まず毎年この時期に行われるのはどうしてですか?

大谷

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、国土交通省では7月を河川愛護月間としております。これは昭和49年から毎年7月(7月1日〜7月31日)を河川愛護月間と定め、潤いを与える水と緑のオープンスペースとしての河川空間について理解と関心を深めるとともに、流域全体の良好な河川環境の保全・創出を積極的に推進し、河川愛護の思想について広く一般の方々に知ってもらうため、いろいろな啓発活動を実施しています。この活動のひとつとして「烏・神流川クリーン作戦」を実施しています。

市川

河川愛護月間、なんとなく聞いたことがあるような。

大谷

全国各地で河川のクリーン作戦や絵画・作文コンクール、シンポジウム等行われていますので、お聞きになることがあると思います。また、7月7日を国土交通省は「川の日」と定めています。7月7日というと七夕の日にあたりますが、七夕伝説の「天の川」のイメージや河川愛護月間中であること、また季節的にも水に親しみやすい時期であることから7月7日を「川の日」としています。

市川

川の日ですか。それは初めて聞きました。

大谷

比較的最近(平成8年度)に制定されました。都市の発展、治水事業の発展などを契機に希薄化した人と河川の関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻すこと、地域の良好な環境ずくりなどについて流域の住民・自治体が一緒になって考え、取り組む、といった地域の活動を支援することを趣旨に定まりました。

市川

いろいろな日や月間をきめて、活動を行っているんですね。具体的な活動内容はどのようなものでしょうか。

大谷

はい、烏川・碓氷川沿川の5自治体(これは高崎市・藤岡市・玉村町・神川町・上里町になりますが)と共同して各地域住民の方々の協力を得て、その名のとおり河川敷の清掃(ゴミ拾い)を実施します。

市川

毎年やられているということで、今年は何回目となりますか。

大谷

クリーン作戦は昭和63年からスタートしまして、今年で19回目となります。年々地域の方々の自然環境や河川環境への感心が高まり、河川愛護意識は向上していると思われます。

市川

何名ぐらいがの方が参加されるのですか。

大谷

毎年約3,000名の方が参加されています。

市川

そんなにたくさんの方が参加されているんですか。集まるゴミの量も多いんでしょうか。

大谷

はい。昨年は可燃・不燃ゴミを約9トン収集しました。なかには、テレビやテーブル、ゴルフバック等もありました。

市川

心ない方により捨てられたものをみなさんで協力してきれいにするんですね。大谷さん、きょうはお別れの時間が来てしまいました。このつづき、今年の日程などは来週またお話しいただきたいと思います。大谷さん、有り難うございました。

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