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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年6月20日放送
大雨による「通行規制」その2

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市川アナ
市川

みなさんこんにちは! 市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしてまいります。

さて、先週は「通行規制の開始」などについてお送りしましたが、「通行規制」は当然、「解除」される時がある訳ですね。今日は「通行規制」が解除される時の基準などについてお送りします。

大雨が原因で通行止めとなった道路は、雨が止んでから広域気象情報及び規制箇所周辺の気象状況など考慮しつつ、規制区間内のパトロールを行い、異常がないかを確認したうえで通行止が解除されます。時間にするとおおむね2時間程度となります。雨が止んでからの2時間は結構長い時間ですが、安全性を最優先する上で重要な時間ということになります。「雨が止んで青空も見えるのになぜ通行止めなのか」と疑問に思うことがありますが、“全ては道路を利用するみなさまの安全のため”ということですので通行止めが解除されるまでは、じっと我慢ということになりますね。

それから もし災害が発生して通行止めになりますと 生鮮食料品や生活必需品の流通など私たちの生活にも大きな影響が考えられます。一刻も早い災害復旧ということも大切なことです。

国土交通省ではこうしたことに どう対応しているのかといいますとまず、北部山間地の道路などでは、一旦地盤が緩んでしまいますと2次災害の恐れもありますので復旧工事は慎重に行われます。工事を担当される皆さんが2次災害に遭わぬよう細心の注意を払って復旧工事は行われるわけです。でも、一方で生活道路の確保、生鮮食料品や生活必需品の流通を妨げない一刻も早い交通確保という意味からは 迅速な復旧への対応が要求されます。

こうしたことを踏まえて、国土交通省では24時間態勢で災害の発生に備えていますし、崖崩れや土砂の流出などがあった場合は昼夜を問わず、復旧作業にあたっています。また、法面補修工事や落石防止工事など防災工事を計画的に進めています。こうした防災工事に伴う交通規制が行われている場合は「ご理解とご協力」をお願いします。

先週から「通行規制の開始」や「解除される場合の基準」などについてご紹介して来ましたがでは、通行止めの開始や通行止めを解除した時など、「道路情報」はどのように利用者に知らされるのでしょうか。

高崎河川国道事務所では、道路に設置した道路情報板や路側放送で情報提供している他に、道の駅に設置した情報施設やホームページ・携帯サイトでも最新の規制情報を提供しています。

また、道路情報センターを通じて行うテレビやラジオの道路情報も安全で楽しいドライブをサポートする大切な情報源となっています。お出かけの際には是非 道路情報に注意を払っていただきたいと思います。

さて、それでは今日の「知ットク マメ知識」です。異常気象時に通行規制となる国道は群馬県内に何ヵ所あるのでしょうか? それでは、「知ットク先生」に聞いてみましょう。

「知ットク先生」!!

先生

はい、説明しましょう。群馬県内の国道で27ヵ所あります。このうち国土交通省管理区間が2ヵ所、群馬県管理区間が25ヵ所となります。

市川

意外と多いんですね。

先生

そうなんです。群馬県の山岳部は地形が厳しいため比較的多いといえます。参考に全国の国道では838ヵ所もあります。

市川

そんなにあるんですか。皆さんも通行する際は注意しましょうね。知っとく先生の「知ットク マメ知識」でした。

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