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地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年4月4日放送
駒寄PAスマートICについて

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塩谷課長(左)と市川アナ(右)
ゲスト
高崎河川国道事務所
調査課長 塩谷 正広
市川

みなさんこんにちは! FMぐんまの市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。きょうは国土交通省高崎河川国道事務所調査課長の塩谷正広さんに、お話を伺います。塩谷さん、よろしくお願いいたします。

さて今日は、国土交通省が実施している「駒寄パーキングエリア」のスマートインターチェンジ=ETC専用のインターチェンジの「社会実験」についてお伝えします。 塩谷さん、駒寄のスマートインターチェンジの社会実験 確か延長、延長ということでだいぶ長い期間にわたって実施されていますよね。

塩谷

最初から厳しい質問ですね。当初の予定では去年の3月21日で「社会実験」は終了する予定でしたが、実験期間が短いこと等の理由で、平成17年度も実験予算が承認され、8月31日まで実験を延長することになりました。 その後、本格運用に向けた課題整理(運用時間の拡大、車種限定解除のための検討等)を実施するための更に延長されまして、今年の3月一杯まで実施してきました。

市川

それが、4月以降も引き続き実施されることになったようですね。

塩谷

はい、先月31日に記者発表をしましたが、各箇所で実施されているスマートインターチェンジの本格導入のための制度要綱について、国土交通本省で関係機関と現在調整中であると聞いております。今後、駒寄PAスマートIC社会実験は制度要綱の公表を受けて、本格導入の可能性を検討するために6ヶ月間の社会実験を継続することとなりました。

市川

そうしますと、あと6ヶ月間の社会実験を実施したのちは 本格導入される可能性が非常に高いと思ってよろしいのでしょうか?

塩谷

可能性としては高いと思いますが、スマートICの制度要綱がどの様に整理、検討された内容になるのかが一番重要なところになると思います。その後、各箇所において検討していただくことになります。

市川

確か前回にお話戴いたときには「社会実験」の結果、駒寄スマートインターチェンジの利用率が全国で実施されている中のトップだったということでしたが、今でも利用率は高いのでしょうか。

塩谷

はい、駒寄の社会実験は2004年の12月に始まりました。開始当初の1日の平均利用台数は約450台でしたが、利用は順調に伸びております。今年の2月10日には何と2千5台を突破しました。当初のおよそ5倍になったわけです。もちろん利用台数は全国一位となっています。

市川

5倍にもなっているんですか。ということは、ETCの利用者も増えているということでしょうか?

塩谷

そういうこともいえます。車載機の値段が下がってきていますし、割引制度等もありますので、今後も増えると思います。

市川

「社会実験」ということで色々なデータもお取りと思うのですが、どんなことがわかりましたか?

塩谷

そうですね。休日と平日では、利用状況が変わります。休日では、1日の利用台数がほぼ平均的になっており、その理由として、温泉やゴルフ場など観光やレジャーに利用される方が多いと思われます。平日では、朝夕の時間の利用台数が極端に多くなっていますので、その理由として、通勤や通学に利用される方が多いと思われます。

市川

なるほど、急いで行かなければならない時や渋滞をさけたい時にスマートインターチェンジがあると有り難いですよね。また、通勤時間帯の割引制度も有り難いです。

塩谷

はい、皆さんに利用して戴ければ、結果として周辺の道路の渋滞が緩和されることも期待されますし、それに伴って地球温暖化の主な原因になっているCO2の削減にもつながります。今後も、駒寄PAスマートICを引き続き事故が無いよう安全にご利用いただければと考えております。

市川

塩谷さん、どうもありがとうございました。今日は今後も延長されることになった、駒寄のスマートインターチェンジの「社会実験」についてお伝えしました。

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