ナビゲーションを読み飛ばして、このページの内容を見るには下記リンクをご利用ください。

地域づくり・交流

知っトク!かわみちサイト─2006年3月28日放送
『群馬県域移動性・安全向上プロジェクト』について その2

FMぐんまロゴマーク
塩谷課長(左)と市川アナ(右)
ゲスト
高崎河川国道事務所
調査課長 塩谷 正広
市川

みなさんこんにちは! FMぐんまの市川まどかです。この時間は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットをあててお送りしています。先週に引き続き、国土交通省高崎河川国道事務所の調査課長、塩谷正広さんに、おいでいただきました。塩谷さん、よろしくお願いいたします。

塩谷さん。先週は国土交通省高崎河川国道事務所が去年から進めていらっしゃいます『群馬 県域移動性・安全性向上プロジェクト』についてお話を伺いました。これまでに2回の委員会を開催しまして 私たちの交通や通行など=移動性をより向上させるための措置が必要な代表的な箇所の抽出と、事故などを減らして安全性を向上させる必要性の大きい代表的な箇所を抽出し発表を行ったと伺ったのですが。

塩谷

はい、車の渋滞への対応や走りにくさの改善などが対象となる「移動性の向上」が必要な箇所には、国道17号の和田橋交差点、主要地方道前橋館林線の太田市藤阿久交差点、また、災害や地形、気象などによる走りにくさの改善が必要となる箇所には、国道120号沼田市大原、国道292号草津町の渋峠などがあります。また、「死傷事故が起こりやすい」、「夜間の事故が多い」、「子どもや高齢者が関わる事故が多い」など、様々な要因による事故が起きやすい箇所が対象となる「安全性の向上」が必要な箇所には、主要地方道高崎渋川線の新町交差点や、国道17号の荒牧町北交差点、また国道18号の碓氷バイパスなどがあります。移動性・安全性それぞれの選定箇所を詳しく知りたい方は、公表内容を「道の駅」や「行政機関の窓口」に設置しているほか、当事務所のホームページにものせております。また、これらに対するみなさんの意見も募集しておりますのでご覧になって下さい。

市川

そうした箇所をみなさんにわかりやすく示して、いろいろな意見集め、みなさんと一緒に考えながら選択する公共事業を行うということですね。

塩谷

はい。現在、みなさんの求める行政スタイル、公共事業への要請も変化しており、社会資本整備が必要なところに適切に行われているか、みなさんのニーズと離れていないかなどについて真に考える必要があります。この現状認識のもと、道路行政においては、成果を重視した取り組みを実践し、達成される成果を目指す社会資本整備へ転換を図っているところです。

市川

なるほど。今後の会議の開催はいつ頃でしょうか、また、テーマはもう決まっていますか?

塩谷

4月に第3回会議を予定してます。この時は県民の皆さんを対象に今実施しているアンケート「パブリックコメント」の結果について討議していただく予定です。このことによりまして、県民の皆さんの実感に基づく代表的な不便と感じる場所や危険だと感じる場所などがわかると思いますので、こうしたご意見も道路整備などの社会資本整備に役立てていきたいと思っております。

市川

国土交通省は様々な調査も実施していまして、快適な移動ができない所、安全に問題のあるところなどはある程度は把握されているとは思いますが、こうした会議や県民の皆さんにアンケートをお願いすることで、より実態に合ったや内容になるのではないかと思います。

塩谷

はい、県内では子どもやお年寄りが被害者となる痛ましい交通事故が増加していますし、毎朝車通勤されている方達を悩ます交通渋滞にも改善が必要です。皆さんが日常生活を快適に過ごすために こうした県民の皆さんの声や会議の出席者の方々の意見を有効に反映していきたいと思います。4月以降も順次会議を開催させていただいて、道路整備など社会資本整備に役立てたいと考えています。

市川

塩谷さん、有り難うございました。今日は先週に引き続き 国土交通省高崎河川国道事務所が去年発足した、『群馬 県域移動性・安全性向上検討プロジェクト』についてお話を伺いました。

お役立ちデータベース
関連機関の情報(外部)