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ぐんまメカコレクション
衛星通信車
(えいせいつうしんしゃ)

地上通信がだめなら衛星通信があるぞ!
災害(さいがい)が起こったときは、その場所でなにが起こっているか、すばやくキャッチして対策(たいさく)をねることが必要です。そんなときに、その現場(げんば)の映像(えいぞう)や写真を、衛星をつかって、道路や川をまもっている事務所の高崎河川国道事務所に送る役割(やくわり)を果たしてくれるのがこのメカ、衛星通信車なんです!

メカのせつめい

メカの説明を見るには、下の図をクリックしてね。大きな画像(がぞう)で見られるよ。

衛星通信車のせつめい図を大きくする

メカコラム

「衛星(えいせい)キャッチも全自動!最新型の衛星通信車」

平成14年3月、高崎河川国道事務所に最新型の衛星通信車がやってきました。以前までは、パトカー大の大きさだった昔の車から映像(えいぞう)を送っていましたが、はるか空高くに浮(う)かぶ衛星をキャッチするのに、なんと、ボタンを使って手動でアンテナを少しずつ動かして電波を送信していたのです。現在(げんざい)の最新型では、アンテナが自動的に衛星の電波をキャッチしてくれるようになり、昔よりも迅速(じんそく)に映像を送ることができるので、災害対策(さいがいたいさく)もスムーズに行えるようになりました。

メカインフォ

「平成14年7月 台風6号で初出動!」
新治村(現在のみなかみ町)の被災当時

最新型の衛星通信車がやってきた平成14年。7月の台風6号の上陸により、国道17号の新治村(にいはるむら;現在のみなかみ町)では道路がくずれ、災害復旧工事(さいがいふっきゅうこうじ)のため通行規制(きせい)を行っていました。この災害復旧活動は、平成14年4月にやってきた最新型の衛星通信車にとっての初出動となり、現場(げんば)の映像(えいぞう)を迅速(じんそく)に送信できるこのメカは、徹夜(てつや)の災害復旧が続く豪雨(ごうう)の中、スムーズな災害対策(さいがいたいさく)を進めるのにとても活躍(かつやく)しました。