広報・広聴活動
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Q&A
37.川をつくるにはどうしたらいいの?(2009.9.9)
NOさんからの質問
こんにちは。質問をありがとう!
川はもともと大昔から自然の営みによってできている川がほとんどです。雨や雪等により
山や湖や地下にたまった水が、高いところから低いところへ流れ、海や別の川に注いでできています。それが何回も何回もくり返されて、水が流れる通り道(川)が自然にできていったのです。
しかし、自然にできた川の水があふれないように土手(堤防)を作ったり、川の横幅を広げる等、人が川に手を加えることは昔から行われていました。
さらに、それ(土手を作ったり、人が川の横幅を広げる)だけでは川の近くに住む人々の大切な命や財産を守ることが難しい場合、人の手で川を作る取り組みも行なわれてきました。他にも川で舟を利用することが多かった頃には川の流れを利用し、人と物の移動を簡単にするために新しい川を作ったり、つぎ足したり、川の流れを変えたり、一つの川を2つにしたりしていました。
では、どうやって人工的に新しく川を作ったり、つぎ足したり、川の流れを変えたりするのでしょうか。もともとある2つの川をつなぐ放水路を作る場合を見てみましょう。
まず、放水路となる川の土を水の流れとは逆方向に堀り進めます。次に新しい川の土手(堤防)を作ります。古い川から新しい川に水を流すために水門を作ります。新しい川と古い川がつながったら水門を開けて新しい川に水を流して完成です。
下記のアドレスで調べると川に関するいろんなことが分かるようになります。
国土交通省河川局 じゃぶじゃぶ川ねっと!
http://www.mlit.go.jp/river/kasen/main/kids/
国土交通省河川局 Kids Web (キッズウェブ)
http://www.mlit.go.jp/river/kasen/main/kidsweb/index.html
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