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    11.鬼怒川には、何種類の魚がいるんですか?(2002.11.28)

    栃木県の小学生Oさんからの質問

    こんにちは!
    質問をしてくれてどうもありがとう。Oさんの質問に答えるよ。

    鬼怒川は、栃木県北西部から茨城県を流下(りゅうか)して利根川に合流する長さ176.7キロの川で、上流から下流にかけていろいろな魚がすんでいるんだ。
    また、鬼怒川はサケがのぼってくる川としても有名なんだよ。

    鬼怒川の上流地区は「奥鬼怒」と呼ばれ、手つかずの自然が残されているんだ。最上流部には大きな岩と連続する滝があって、真夏でも12℃くらいの冷たい水が流れていて、ここにはニッコウイワナとカジカだけがすんでいるんだ。もう少し下って川幅(かわはば)が少し広くなると、ヤマメやウグイという魚が活発に泳ぎ回る姿がみられるようになるよ。

    中流部の川はゆっくりと蛇行(だこう)し、水深(すいしん)が浅くて流れの早い「瀬」と、水深が深くて流れが緩やかな「淵」が交互に見られるようになるんだ。
    「瀬」ではアユが縄張りをつくって石の表面についているコケを食べていて、石の下にはカジカやアカザという魚がすんでいるよ。瀬に続く「淵」にはオイカワやカワムツが泳いでいて、砂地になった底にはシマドジョウやカマツカがすんでいるんだ。

    下流域ではさらに川幅が広くなって流れも緩やかになり、ここには、コイやギンブナ、モツゴなどがすんでいるんだよ。

    下館河川事務所では、鬼怒川と小貝川の魚の調査を行っていて、平成13年度の調査では、鬼怒川では38種類、小貝川で30種類の魚が確認されたんだ。

    わかったかな?

    みんなの質問で作っていくページだよ、どんどん質問してね。

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