・名称
県道水上停車場谷川線、国道291号線
・道路管理者
群馬県
風景街道の範囲
・県道水上停車場谷川線(金盛館前)より国道291号線谷川岳一ノ倉駐車場まで
景観資源
・日本百名山に選ばれた谷川岳の眺望
自然資源
・谷川岳(一ノ倉沢、マチが沢の眺望)
・上信越高原国立公園
・湯桧曽温泉源泉・谷川温泉源泉
・清流谷川、湯桧曽川
歴史資源
・谷川浅間神社、湯桧曽朝日神社
・幻の旧国道8号史蹟
・湯桧曽口留番所跡地
・国立公園の碑
文化資源
・与謝野鉄幹歌碑、太宰治文学碑
体験・交流資源
・谷川岳天神平スキー場、ホワィトバレースキー場
・恋沢ポケットパーク、展望台、足湯、足湯食堂、湯テルメ谷川
施設・情報資源
・道の駅「水紀行館」
・関越自動車道(水上IC)
・山岳資料館、天一美術館
・湯桧曽公園
・小水力発電所、大湯用水
・活動目的
みなかみ町地域における良好な景観を守り、地域の活性化、谷川岳を中心とした観光振興に寄与することを目的とする。谷川岳ゆけむり街道は、古より山岳信仰の道として多くの人々から利用されてきました。また、戦国時代には、越後と上州を結ぶ軍用道や生活道としても発達してきました。近年は、登山ブームもあり、観光街道として、大いに賑わっています。我々住民は、この資源を道の繋がりとして捉え、有効活用し、観光振興に寄与するため組織されました。
みなかみ町は、関東の北部の群馬県最北に位置し、谷川岳・三国山の麓、利根川の源流域であり「関東の水瓶」と称される自然と温泉が豊かで風光明媚な町です。
谷川・湯檜曽地区は谷川連峰の登山口で栄え、近年のレクリエーションの多様化等で観光客の減少が進んだなかで、散策路整備、ビューポイント整備、まちづくり講演会、先進地視察、各種イベントの開催等を谷川地区と湯檜曽地区それぞれで行い、地域活性化を行ってきました。また、谷川地区では景観形成住民協定を平成6年から制定するなど景観への取り組みも活発に行っております。
風景街道に登録し、谷川岳を望む両地域が一つの方向性を持ち、大自然に抱かれ季節感があふれる地域の魅力を、地区内外に伝え、良好な景観を守り、地域の活性化、谷川岳を中心とした観光振興に寄与することを目的に活動を行います。
・活動内容
1.谷川地区
平成6年6月1日に美しい谷川の風景を守り、つくり、育てる事を目的とした「谷川区景観形成住民協定」を制定し、「谷川の景観を守る会」を創設した。看板の色の規制を実施、ポケットパークの花壇整備、住民参加によるワークショップを実施し、「道路すっきり計画」(谷川岳俎嵓(たにがわだけまないたぐら)が見える県道)を策定した。ポケットパーク内の公衆トイレの清掃、ガードレールの景観色への塗替を実施、エコ活動の一環としてピコ水力発電施設の稼働・イルミネーションの設置、道路から谷川岳の眺望を確保するため、伐木伐採を実施した。
2.湯桧曽地区
平成15年度にゆびそ塾を創設した。湯桧曽公園の指定管理、冬季の雪像まつりの実施、あすか王国の活動支援、まちうち総合再生事業の実施(住民意識喚起事業:講演会実施、先進地視察、住民による地域の見直し)足湯の整備及び運営、そば打ち道場の運営管理。
平成19~20年度に住民参加によるワークショップを実施し、湯桧曽温泉街の課題解決に向けた検討と、国道291号が地域づくりに有効活用されるための道路整備基本計画を策定した。道路整備基本計画に基づき、国道291号の具体的な有効利用について、住民参加によるワークショップを実施している。現在は、谷川岳の反対の新潟県側の291号線の最初の清水集落と交流事業を開始した。
名称:谷川岳ゆけむり街道ルート委員会
代表者:田村一夫(風景街道担当)
事務局:湯桧曽区阿部澄雄
パートナーシップを構成する組織:
【道路管理者以外の組織及び個人】
みなかみ町、みなかみ町観光協会、谷川区、湯桧曽区、谷川温泉観光協会、湯桧曽観光協会、谷川の景観を守る会、ゆびそ塾
【道路管理者】
群馬県利根沼田県民局沼田土木事務所