・名称
国道1号、町道大磯高麗1号線など
・道路管理者
国土交通省、神奈川県、大磯町
風景街道の範囲
宿場町である大磯を貫く旧東海道(国道1号)および東海道から伸びる町道などを含めた大磯町内を活動範囲とする。
地域資源
・照ヶ崎(アオバトが集団飛来するスポット、県の天然記念物に指定)
・こゆるぎの浜(かつて政財界の重鎮や文豪たちの愛した風景)
自然資源
・高麗山と湘南平(大磯町と平塚市にまたがる丘陵)
・県立大磯城山公園(三井財閥本家の別荘地跡地の都市公園)
歴史資源
・東海道の松並木(宿駅伝馬制度から400年以上の歴史)
・歴史的建造物(歴代宰相や財界人の旧居)
・鴫立庵(京都・落柿舎、大津・無名庵と日本三大俳諧道場の一つ)
文化資源
・左義長(国指定重要無形民俗文化財)
・相模国府祭(県無形民俗文化財)
・御船祭
・大磯宿場まつり
交流資源
・姉妹都市交流事業(馬籠(現,中津川市)と小諸市との姉妹都市交流事業)
・活動目的
古くは宿場町として栄え、明治期には政財界人の多くの方が居を構えた大磯町であるが、近年は都市化の波に押されて歴史的な資産も失われつつあり衰退の傾向にある。こうした中でも往時の面影を残す旧東海道を会場に「自然資産を活かしたまちづくり」の一環とした「宿場まつり」の開催や、東海道松並木に水仙を植栽するなど「花」を生かした整備を行うなど、積極的な地域づくり活動を町全体として取り組んでいる。
現在大磯町には地域活動に取り組む組織が多くあります。この事業を通して組織間の連携を一層強めながら、この大磯の良好な景観を「守り・育てる」ことを理念に地域資源を活用したまちづくり、みちづくり活動を継続的に実践し、大磯町全体をぶらりと散策できる癒しの空間とした地域活性化を推進する。
・活動内容
大量生産・高速型のライフスタイルや、郊外型都市形成の影響による地方都市の画一化に歯止めを掛けるため、大磯町では地産地消を奨励し、「ゆっくり・ゆったり」したこれからの生活様式を提唱するため【Slow Life In OISO】を掲げ、風景街道において次のような活動を実施していく。
・歴史的資産や自然を満喫しながら「ぶらり散策」。四季折々の花を楽しみながら「ぶらり散策」できる観光ルートを来訪者にPRし、都市生活とは違うゆったりとながれる時を感じてもらう。
・東海道の水仙ロード、おおいそオープンガーデンフェスタなど、色とりどりの“花”を大磯の新たな観光資源として、参加者の拡大と維持管理に努める。
「宿場町大磯」復活事業として休憩施設「(仮称)一服茶屋」を設置
・観光ガイドとの連携による名所案内
・地域インフォメーション機能
・大磯名物などを販売する物産(大磯漁港との連携など)
・地域内外の交流の場
・観光物産館としての機能を持たせることで、活動の自立を目指す。また、新たな地域交流の場を設けることで町民の積極的な参加を促す。
・継続開催している「大磯宿場まつり」「おおいそフラワーフェスタ」などと連携することで、多くの観光客に訪れてもらい、大磯を改めて知っていただく機会とする。
名称:歴史街道「ぶらり大磯」推進委員会
代表者:重田照夫
事務局:大磯町商工会
パートナーシップを構成する組織:
【道路管理者以外の組織及び個人】
大磯町商工会企画部会、大磯町商工会商業部会、大磯町商工会観光部会、(社)大磯町観光協会、大磯町区長連絡協議会、湘南農業協同組合大磯支所、大磯町漁業協同組合、大磯ロータリークラブ、大磯ライオンズクラブ、大磯オープンガーデンフェスタ連絡協議会、大磯逸品の会、大磯ルネッサンス03、大磯ガーデニング倶楽部、東海道宿駅会議「大磯宿の会」、大磯宿場まつり実行委員会、大磯ガイドボランティア協会、大磯町政策課、大磯町環境経済課
【道路管理者】
国土交通省横浜国道事務所、神奈川県平塚土木事務所、大磯町都市整備部