河川
近年、雨の降り方がおかしいと思いませんか?雨が少ない年が増える一方で、集中豪雨があったり・・。 地球温暖化で気温も上昇しています。これらは、水資源の確保に影響を与えます。
水資源として利用できる水は、降った雨から蒸発散の量を差し引いた量(水資源賦存量)です。
しかし、近年の気候の変化で雨が少なくなる傾向にあり、渇水が発生してきています(我が国の年間総降水量は、1960年代から少雨傾向にあり、また、近年の年間降水量のばらつきは大きくなっています)。また、年平均気温が高いほど蒸発散量が多くなることが認められており、地球温暖化により蒸発や蒸散の量が増える傾向にあります。さらに、気温が上昇すれば生活使用量原単位も増えることが認められており、地球温暖化に生活用水の使用量も増える可能性があります。