信州の街道探訪
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わずかに宿場の面影が残る「田中宿」
「戌の満水」と呼ばれる寛保二(1742)年の大水害に直撃され、さらに慶応三(1867)年の大火に遭った悲劇の宿場。江戸の面影を残す風景は少ないが、JR田中駅付近の枡形跡や商家の風情がゆかしい。
【しなの鉄道田中駅下車】

街道模様を風情豊かに伝える「海野宿」
小「日本の道百選」に数えられる歴史の町並みが続く。街道を流れる用水路、石橋、柳や松の並木、「海野格子」、「卯建(うだつ)」が上がる白壁の民家など、江戸当時の様子がよく保存されている。
【しなの鉄道田中駅から約1.5km】


8 薬師堂の
石造仁王像
7 雷電為右衛門
の碑
6 布引観音
11 海野宿資料館
10 白鳥神社
9 勝軍地蔵

《知ってなるほど!》
「うだつがあがる」の語源がここに/海野宿
卯建(うだつ)は民家の両妻に屋根より一段高く築いた防火壁。火事の多かった江戸時代には屋敷を類焼から守る防衛手段だったが、時代とともに装飾性が高くなる。海野宿の家並みには、二階の屋根に沿って背骨のようにのびる実用的な「本卯建」と、一階屋根から袖壁がのびる装飾的な「袖卯建」が見られる。卯建が富裕な家のシンボルだったことから「うだつがあがる、あがらない」という言葉が生まれた。

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