長野国道事務所・環境保全対策

 長野県は急峻な地形が多く、防災対策が重要な課題になっています。
 より安全に通行できる道路空間を確保するため、異常気象時の通行規制区間を中心に、法枠工、コンクリート擁壁工、コンクリート吹付工、吹付法枠工、落石防止網、落成防護柵などの防災工事を継続して実施しています。
 平成9年度は、国道19号日原トンネルの撤去工事に着手し、平成11年度に完成。また、落石対策として山清路において大規模防災工事も実施しました。


国道19号 山清路防災 国道19号 小松原防災対策


 平成8年度に実施した「道路防災総点検」の結果を基に、計画的に防災工事を実施しています。山岳路線を多く抱える当事務所では、事故が発生しないよう管理しています。


トンネル抗口部または落石覆工の状況 法面・斜面の傾斜、岸壁の高さ 凍結融解、漏水の有無 開口亀裂の規模