長野国道事務所・これからの道づくり



 国土交通省では、ITを活用し、人、車、道路のコミュニケーションによってより安全で快適な移動を支援するため、「高度道路交通システム」(ITS)を推進しています。これは、道路や河川などに整備されている国土交通省の光ファイバーを基盤として、国・県・市町村など関係機関が相互にネットワークを接続し、各機関が保有する情報を共有することで、災害時の迅速な対応や通常時の情報提供の充実を図ろうというものです。





 道路管理に欠かせない電気通信施設の整備および運用保全に係わる業務を行っています。
 また、管内電気通信施設に関して、電波法・電気事業法等に基づく申請・検査等の事務手続き及び折衝業務も行っています。(信越総合通信局管内における関東及び中部地方整備局の無線局手続き代行を含む)

●道路交通情報システム…
データ収集装置(CCTV・気象・道路交通情報等)
データ処理装置(画像・テレメーターデータ等)
情報提供機器(VICS、道の駅、道路情報板・道路情報ラジオ・携帯端末・インターネット等)
道路情報ステーション(キオスク・リクエスト端末・マルチビジョン等)

●光伝送システム…ギガビットイーサーネット・画像・データ
●多重無線通信…固定多重無線・衛生通信
●移動通信…VHF・K-COSMOS
●交換…電子交換機・電話・ファクシミリ
●テレメーター・テレコントロール…雨量・積雪・気象テレメータ

●電力…非常用発電設備・受変電設備・通信用電源設備
●電気応用…道路照明・トンネル附帯設備・融雪設備

 長野国道事務所の情報システムは、情報収集、情報処理、情報提供及び基幹的通信システムから成り、右図に示すとおり、平常時の高度管理から災害発生時の危機管理まで、様々な事業に広く対応することが可能です。