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第1回地域の意見聴取の結果は次の通りです。



意見聴取の概要

意見聴取の期間

平成26年2月6日(木)~3月7日(金)


意見聴取の対象

調査票配布 回収数


郵送
全戸配布
諏訪市 24,174部
(20,519世帯)
合計
33,713部
(28,838世帯)
8,142部
(24%)
回収数計
8,626部
下諏訪町 9,539部
(8,319世帯)
留置き 周辺市町村の市役所・町役場・村役場 (岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村の6箇所) 合計 400部 188部
Web 一般の意見を聴取 296部



郵送 諏訪市、下諏訪町の商工会 会員企業 449社 合計
559社
合計
214社
(36%)
諏訪市、下諏訪町の観光協会 会員企業 135社
諏訪トラック協同組合 組合企業 15社

※世帯数は、長野県毎月人口移動調査結果(H26.1.1)
※対象地域内に存在する全ポストへ投函したため部数とは異なる

調査票(住民等)の配布範囲


ヒアリング調査

ヒアリング調査 実施状況


製造業・物流業 (諏訪市・下諏訪町の商工会議所、長野県トラック協会など) 8社 合計
23社
観光業 (諏訪市・下諏訪町の観光協会、首都圏、中京圏の旅行代理店など) 9社
消防・医療機関 (消防、病院) 2社
公共交通機関 (バス会社、タクシー会社など) 4社
観光客 諏訪地域の観光施設(諏訪大社、片倉館、上諏訪駅、諏訪湖SA(上り・下り)、おぎのやの6箇所) 315人

ヒアリング調査箇所(拡大図)


オープンハウス

実施日時 場所 来訪者
平成26年 2月 9日(日) 10:00から
17:00まで
スワプラザ(諏訪市) 19人 合計
104人
平成26年 2月22日(土) イオン諏訪店(下諏訪町) 53人
平成26年 2月23日(日) イオン諏訪店(下諏訪町) 19人
平成26年 3月 2日(日) スワプラザ(諏訪市) 13人


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意見聴取(住民等)

地域区分・属性

◆回答者の地域区分は、諏訪市が約7割、下諏訪町が約3割と配布部数に概ね比例。
◆意見聴取は、諏訪市及び下諏訪町の全世帯を対象としたところ、男性の回答率が7割以上と高く、女性の割合が低い傾向。
◆回答者の属性として、地域の実態と比べ、50代以上の回答者が7割以上と高く、9割の回答者が運転免許を保有。

※四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合がある。


利用頻度・手段・目的

◆利用頻度では、回答者の約5割が国道20号を「ほぼ毎日」利用と回答。
◆利用手段では、回答者の約9割が「自動車利用」と回答。
◆利用目的では、「通勤・通学」が約3割、「仕事」が約2割で合わせて約5割、「日常的な買い物・食事など」が約5割。

※四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合がある。


地域の課題・政策目標

◆諏訪地域の課題では「交通の集中による渋滞の発生」が約7割と最も多く、次いで「自然災害による被害」との回答が約5割。
◆政策目標の案では、「交通の円滑化」が約7割、次いで「災害に強い代替路の確保」を回答した人が約6割。


道路整備の必要性とその理由

◆約8割の人が、道路整備の必要性を実感。

※四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合がある。


自由意見

◆質問⑦の自由意見は、政策目標のいずれかに分類できる内容が多い。その中でも「交通の円滑化」に関する意見が多い。
◆質問⑧の自由意見は、「現在の道路で十分」や「道路整備以外の優先することがある」などの意見があった。
【質問⑦】 今後の道路整備にあたって配慮すべき事項があればお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
政策目標に
対応する
意見分類
災害に強い
代替路の確保
【520件】
・諏訪市内では大雨時に道路が冠水するため、排水設備や迂回路の整備が必要だと思います。
・道路の側面の強化、地すべり、落石等の対応。
交通の円滑化
【3,086件】
・国道20号も県道岡谷茅野線も渋滞が激しく災害に弱い為、東西を結ぶ道路整備が必要。
・適切な道幅、交差点の右折レーン設置。
・高齢化社会に向け、歩行者に優しい歩道の整備をお願いしたい。
交通安全の確保
【147件】
交通安全を第一として欲しい。
地域産業の活性化
【190件】
・現状を見て高速へのアクセス工業団地へのアクセス等を充実して欲しい。
安心・快適な
暮らしづくり
【172件】
・二車線にするなどして救急搬送の改善や渋滞の緩和をしてほしい。

【質問⑧】 道路整備を必要だと思わない理由についてお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
現在の道路で十分
【461件】
・人口減少傾向にある中で、現状で充分。今現在可能な整備がされていると思う。
道路整備以外の優先
【152件】
・道路よりも観光資源に予算を使うべきである。

【質問⑨】 その他ご意見がありましたらお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
その他の意見
【3,839件】
・岡谷、上諏訪間の水害に強いバイパスが必要だと思います。
・未整備区間の早期着工、完成を望みます。
・国道は踏切で遮断されないように整備すべきだと考える。

※掲載件数は、意見数に応じた。 意見数1~500件→1件掲載、意見数501~1000件→2件掲載、意見数1001件~→3件掲載。



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意見聴取(事業者等)

属性・利用状況

◆事業者の業種分類は、製造業が約6割、宿泊業が約2割、観光業が約1割。
◆製造業や物流業の出荷先は、長野県内が約6割、首都圏が約2割。
◆製造業では、約4割が国道20号を利用、物流業では、約7割が国道20号を利用。
◆観光業では、観光客の約6割が首都圏から来訪、宿泊業では、観光客の約8割が首都圏から来訪。
◆諏訪地域までの移動手段は、電車が約3割、バスが約2割、自動車・バイクが約4割、諏訪地域内での移動手段では、電車の割合が減少し、徒歩の割合が増加。

※四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合がある。


地域の課題・政策目標

◆回答された約7割が「交通の集中による渋滞の発生」、約6割が「自然災害による被害」との課題を認識。
◆政策目標では、「交通の円滑化」が約7割と最も多く、次いで「災害に強い代替路の確保」、「地域産業の活性化」が半数以上と多い。


道路整備の必要性とその理由

◆約7割の事業者が、道路整備の必要性を実感。

※四捨五入の関係で構成比の合計が100%にならない場合がある。


自由意見

◆質問⑦の自由意見は、政策目標のいずれかに分類できる内容が多い。その中でも「交通の円滑化」に関する意見が多く、「災害に強い代替路の確保」に関する意見もあった。
【質問⑦】 今後の道路整備にあたって配慮すべき事項があればお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
政策目標に
対応する
意見分類
災害に強い
代替路の確保
【19件】
・水害、雪害、霧の自然災害対策、鉄道の高架、複線他が進展しない、対応が遅い。
・災害の時、う回路となれること。今回の大雪が参考になるよう考えて欲しい。
交通の円滑化
【107件】
道路幅を広く曲がりを少なくして欲しい。
・交通渋滞がおこると流通にも影響があるのでバイパスを早く作って下さい。
国道に2か所も踏切横断があるところはここだけだと思います。バイパス等で踏切をさけるべきである。
交通安全の確保
【4件】
・車、自転車、歩行者がそれぞれ安全な道路
地域産業の活性化
【14件】
地域間の交流が促進されるような道路整備。
・諏訪湖、上諏訪温泉までの時間短縮
安心・快適な
暮らしづくり
【2件】
救急搬送が円滑にできる。

【質問⑧】 道路整備を必要だと思わない理由についてお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
現在の道路で十分
【19件】
・この狭い場所にこれ以上道路は必要ない
・今のままでもお客様から道に関してはそれほどの不満は出ていないように思う。
道路整備以外の優先
【6件】
道路整備しても平地の無い下諏訪は発展しない

【質問⑨】 その他ご意見がありましたらお聞かせください。【自由回答】
分類 意見聴取による主な自由意見
その他の意見
【149件】
・水害、積雪に対応できる道路又は代替路確保
・道路整備時、交通渋滞等無いようにしていただきたい。
・早急にバイパスをつくって欲しい。

※掲載件数は、意見数に応じた。 意見数1~10件→1件掲載、意見数11~50件→2件掲載、意見数51件~→3件掲載。



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事業者ヒアリング

事業者ヒアリングにおける課題や政策目標への言及の状況

◆「災害に強い代替路の確保」「交通の円滑化」に関する意見は、全業種で挙げられ、課題として認識されている。
◆「交通安全の確保」 や「地域産業の活性化」「安心・快適な暮らしづくり」についても、関連する業種で意見が挙げられた。
◆地域経済を担う、製造業・物流業、観光業からは「地域産業の活性化」が求められている。
◆その他の意見としては、今後の進め方や、これまでの検討に関する関わり方などが挙げられた。
意見分類 業種
製造業・物流業
(8社)
観光業
(9社)
消防・医療機関
(2社)
公共交通機関
(4社)
災害に強い代替路の確保
交通の円滑化
交通安全の確保
地域産業の活性化
安心・快適な暮らしづくり
その他
【凡例】 ●:言及あり -:言及なし

地域課題等への意見

◆主な意見として、事業への影響として、災害への対策や交通の円滑化に関する意見が多い。
◆国道20号が混雑する原因として、交通の集中、踏切、幅員狭小、右折レーンがないなどが挙げられている。
◆地域の課題や期待について、業界に限らず、類似した意見を持っており、地域として早期着工・早期開通を望んでいる声が多い。
分類 意見聴取による主な自由意見
政策目標に
対応する
意見分類
災害に強い
代替路の確保
【12件】
・大雨や大雪の悪天候により、大きな混雑が生じる。【製造業・物流業】
豪雪をはじめとした防災に対する備えを考えてほしい。【製造業・物流業】
竜巻、ゲリラ豪雨が諏訪地域で多くなってきている。大雨の災害の時は、国道、側道がすべて通行不能になるために、今以上に道路整備を積極的に行ってほしい。【観光業】
・トンネルのように天候に左右されない道路が好ましい。【公共交通機関】
交通の円滑化
【77件】
・国道20号の大社通り交差点は混雑するため、通過しない。【製造業・物流業】
・バイパスは必要だと考えられ、早期に全線開通してほしい。【製造業・物流業】
JR線も高架化にならないため、国道はいつも渋滞している。【観光業】
・朝出発する観光客と通勤する市民の車が利用する道路が重複し、混雑している。【観光業】
踏切もできるだけ避けて通行している。【消防・医療機関】
・国道20号線の道が狭く、バス停の切込みがないため、バスが止まるごとに渋滞が起きる。【公共交通機関】
交通安全の確保
【5件】
・国道20号は交通量が多く、事故も多い。特に、諏訪市内の混雑がひどい。【製造業・物流業】
・上諏訪駅から、第三甲州街道踏切を超えると歩道がなくなる。【公共交通機関】
地域産業の活性化
【11件】
・国道20号は諏訪地域の6市町村を結ぶ、くしの役割を担っており、地域交流の観点からも重要である。【製造業・物流業】
・下諏訪町にある外注先へのアクセスがよくなればいい。【製造業・物流業】
夏場は道路が動かず観光業界のツアーから外される。【観光業】
・観光客は、市内での混雑のために市内を周遊しない、という問題が生じている。【観光業】
安心・快適な
暮らしづくり
【2件】
・下諏訪町の街中は、大型車が通過し、騒音や振動の問題があり、道路も灰で汚れていたが、下諏訪岡谷バイパスの開通により、大型車が街中に入らず国道142号へ流れるため、街中の環境が大幅に改善された。【観光業】
・諏訪市内の国道20号と(市)湖周線は、上下線が混雑するため、救急時に対向車線を走ることができない。【消防・医療機関】

※掲載件数は、意見数に応じた。 意見数1~10件→2件掲載、意見数11~20件→4件掲載、意見数21件~ →6件掲載。



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観光客ヒアリング

地域課題等への意見

◆観光客は、長野県外からが約8割、県外のうち、約6割が関東、約2割が中部。
◆観光客は、約6割が宿泊客で、約8割が2回以上諏訪地域への立寄り、移動手段は自家用車利用が約7割。
◆諏訪地域内の移動で感じられる点は、「道路が狭い」や「歩道が狭い」などの道路構造に関する評価が低い。



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オープンハウス

地域課題等への意見

◆オープンハウス来訪者の主な意見として、パネルをみながら「渋滞」や「踏切」、「自然災害」などに関する具体的な内容について意見をいただいた。
◆今回の意見聴取については、PI手法や内容、スケジュールに関する質問があった。
◆ルートに関する質問や早期の着工に関する意見をいただいた。

分類 オープンハウスにおける主な意見
計画の内容
【13件】
・今回のを考えるとバイパスがあったほうが良い。
・現道拡幅では踏切部分の課題が解決にならないためバイパス整備が必要。
・国道20号の諏訪は渋滞しているので早く進めてほしい
地域の課題
【11件】
車社会なので、道路は必要だと思う。
・国道20号の大社通り交差点は渋滞している。
・国道20号は踏切があり混んでいる。
・現道は狭くて怖い。
地域の意見聴取
【12件】
関心を集めるには良いと思う。
調査票が、家に突然送られてきたので話を聞きに来た。


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