相模川の水は、古くから山梨・神奈川両県の生活用水や灌漑用水などに利用されてきました。
自然の姿のまま利用されてきた相模川の水が飛躍的に利用されることになったのは、明治20年にイギリスの技術者ヘンリー・スペンサー・パーマーの協力の下、日本初の近代水道として完成した横浜水道が、相模川を水源としたことに始まります。当時の船乗りから「横浜の水は赤道を越えても腐らない」と言われるほど良質な水だったと言われています。
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| 日本第1号の多目的ダム、相模ダム |
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昭和40年に完成した城山ダム |
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また、桂川においては明治から大正期にかけて数多くの発電所が建設されており、なかでも明治39年に着工した駒橋発電所は我が国で初の大容量発電・長距離送電を実現したものとして有名です。桂川の水は京浜地区の工業化に大きな役割を果たしたといえます。
現在、神奈川県内の生活用水の約60%は相模川水系から取水されており、一部は東京都にも分水されています。このような水需要に対応するとともに、流域の住民を洪水から守るため、相模川においては古くからダム開発が進められました。
平成13年に完成した相模川支川中津川の宮ヶ瀬ダムは洪水調節や水道用水の供給などを目的とした多目的ダムであり、既存のダムと連携して相模川の貴重な水を効率よく使えるようにしています。
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