国土交通省 関東地方整備局
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天文11年(1542)の釜無川、御勅使川の大氾濫が直接の契機となって信玄堤の工事は始められたと思われます。完成したのは写 真一1に示す、棟割り税の免除の古文書から永禄3年(1560)と推定されています。約20年の歳月を要した大事業でした。この信玄公の治水事業は壮大でしかも緻密な構想の基に行われました。図一5はその壮大な構想の概略を示したものです。順を追って説明いたします。