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記者発表資料

2019年07月01日

  • 平成30年 関東地方一級河川の水質現況について

    関東地方整備局
    河川部

     関東地方の一級河川8水系48河川(国土交通省管理区間)において、平成30年に実施した水質調査の結果をとりまとめましたのでお知らせします。

    1.【水質調査】
    (1)関東地方の環境基準の満足状況
     ◆BOD・COD(生活環境項目)でみた水質では、82パーセントで環境基準を満足
      ・平成30年は、一級河川(ダム湖・湖沼を含む)で、有機汚濁の代表的な指標であるBOD値又はCOD値が環境基準を満足した調査地点は163地点中134地点で、全体の82パーセント。平成29年と比較すると増加したが、近年10ヶ年では横ばい傾向。
     ◆久慈川水系、那珂川水系、多摩川水系、鶴見川水系、相模川水系の5水系で、全地点が環境基準を満足
    (2)水質の改善状況
     ◆過去10年間のBOD値でみた水質の改善状況は、那珂川水系桜川の「搦手橋」、利根川水系横利根川の「八筋川」、多摩川水系野川の「兵庫橋」で大きく改善
      ・水質の改善状況に関し、過去10年間のBOD値の改善幅でみると、搦手橋(那珂川水系桜川)で3.6mg/L(関東1位、全国4位の改善幅)、八筋川(利根川水系横利根川)で2.8mg/L、兵庫橋(多摩川水系野川)で2.4mg/L、改善。
    (3)人の健康の保護に関する環境基準の満足状況
     ◆健康項目(カドミウム等)でみた水質では、全地点・全項目で環境基準を満足
    2.【新しい水質指標による調査】
     ・平成30年は、小中学校や一般市民から、延べ320人の参加を得て、協働により調査を実施。
     ・『人と河川の豊かなふれあいの確保』の視点においてはAランク(顔を川の水につけやすい)の地点が49地点中7地点で14パーセント、『豊かな生態系の確保』の視点においてはAランク(生物の生息・成育・繁殖環境として非常に良好)の地点が34地点中11地点で32パーセント、『利用しやすい水質の確保』の視点においてはAランク(より利用しやすい)の地点が24地点中9地点で38パーセント。
    3.【水生生物による水質の簡易調査】
     ・平成30年は、小中学校や一般市民から延べ930人の参加を得て、8水系23河川41地点で調査を実施。
     ・判定内容が「I(きれいな水)」「II(ややきれいな水)」の比較的きれいであった地点は39地点、全体の約95パーセント。
    4.【微量化学物質に関する調査】
     ・平成30年度は、水質37地点、底質35地点でダイオキシン類の調査を実施し、水質・底質ともに、全ての地点で環境基準を満足。
     ・平成30年度は、水質4地点、底質2地点で内分泌かく乱化学物質等の調査を実施し、水質の1地点で重点調査濃度を超過。
    5.【水質汚濁事故の状況】
     ・平成30年は、管内での水質汚濁事故の通報件数は243件で、平成29年とほぼ同一件数(1件減少)。
     ・原因物質別では、重油・軽油等の油の流出による事故が件数全体の64パーセントを占める。

  • 別紙・参考資料

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